「2023.11.05」週刊書評まとめ:古い羅針盤132章
先週の評点:
「天国からの宅急便」:柊サナカ、「大人のギフテッド」:ジェンヌ・シフォー、「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」:坂本龍一。
「天国・・」は発想が面白い。確かに、逝ってしまった人とは十分には会話が出来ないからだ。でも、それはどんなに終活しても同じかも。「大人・・」はこんな天才の悩みがあるとは知らなかった。AHDと一括して疎外する風潮に対して、良き取り組みだと思う。「ぼく・・」は余りに哀しいエッセー集だ。歌に終わりがあるように、人にも同じく終わりが必ず来るものだ。
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