「75歳への決断」毎日ショートエッセー:古い羅針盤127章
いよいよ、本命の75歳の壁である。前ブログで述べた様に、終活に入っている私には、どうみても、崖である。登る類ではなく、如何に転落しないように、注意して、死の谷へとゆっくり進む秘訣である。とは言え、それでは見る風景が寂し過ぎる。何のために必死で生きて来たのか?分からなくなってしまう。75歳とはそんな分岐点ではないだろうか。今や、年金支給は65歳まで延長されているが、これもいずれ70歳に繰り下げになるのは見えている。国民全員健康保険に入れてあげているのだから、君たちは健康の筈。故に70歳まで働ける筈。否、働きなさい。そう、政治家や官僚は説明しているのだ。で、又もや脱線するが、かのダン氏が久しぶりにYOUTUBEで今後の日本経済について言及していたが、新総裁に借金の一部をチャラパーにして、インフレ再来と共に経済復興を図るべきと。国際的にそうした事が可能かどうかは別にして、日本の財政は重症だ。故にその処方箋は、社会保障制度の質的量的緩和であり、それが75歳という議論の場を形成しているのだと感じる。「75歳からの生き方ノート 新書 」:楠木新氏を読んでいる。
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