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「圏論という難物」毎日ショートエッセー:古い羅針盤137章

元エンジニアとして抱え続けている難物に、量子物理学がある。先日もそれを平易に語った書籍を投げ出し、この学問の本質は結局未だ、この世の中は分からない事ばかりを確認するものだと嘯いた。事実、人類が知り得たこの世界の物質は高々、1割にも満たないと言われている。ところが、ここに又、難物が登場した。無知ゆえに、今更ではあるが、この圏論である。「万物の理論としての圏論」:丸山善宏氏を読んでいる。

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