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「2023.06.18」週刊書評まとめ:古い羅針盤127章

先週の評点:
「妄想の世界史 10の奇想天外な話」(〇):ビクトリア・シェパード, 柿沼 瑛子他、「ソ連兵へ差し出された娘たち (単行本) 単行本 」(〇):平井 美帆 (著)、「ヒトという種の未来について生物界の法則が教えてくれること」(◎):ロブ・ダン (著), 今西康子 (翻訳)。

「妄想・・」は妄想に殉じた?過去の人から見た歴史観だろうか。時代が古過ぎて、且つ欧州での出来事。世界観までは一緒に酔えなかった。「ソ連・・」は満州への移住した当時の貧困な日本人の哀歌でもある。ジェンダー問題と限定するには重過ぎる史実だろうか。「ヒト・・」は人中心で解析し易い生物学の視点をがらりと変え得る良書である是非、一読を。


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