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「明治時代もお金で語れる?」:毎日ショートエッセー:古い羅針盤123章

先日、NHKの大河ドラマの誕生ドラマを観た。オンラインで放映された番組を家人が見つけ、それに便乗した。当時は映画界と新興TV界とには厚い壁があり、それを如何に関係者が乗り越えていったかを、昭和の高度成長期をバックに巧みに描かれていた。今、NHKは徳川家康を主人公に大河ドラマを進めているが、悩める若者、苦闘する君主というイメージングで物語を牽引しているようだ。昨年の北条義時が、イケてない田舎侍からブラックな権力者に成長?してゆくストーリであったことが変に懐かしい。さて、この大河ドラマでも、視聴率が高まる歴史枠があり、私見ではあるが、人気が在るのは戦国時代。逆に不人気なのは、明治時代以降なのかも。中学、高校と日本史を学ぶ学生は、どうしても過去から遡って授業が進むために、最後の一番知って置かなくてはいけない太平洋戦争や戦後のドタバタ劇が何処か、おざなりにされてしまうのも一つの理由かも。あるいは、余りに近過ぎて、関係者が在命であったりして、其処から圧力が加わるせいなのか、どうも今一のドラマになりやすいのかも。「明治維新の収支決算報告書」:青山誠氏を読んでいる。

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