「2024.09.08」週刊書評まとめ:古い羅針盤142章
先週の評点:
「ジェーンの物語 伝説のフェミニスト中絶サービス地下組織」(◎):ローラ・カプラン、 塚原久美、「もっと問いかける法哲学」(◎):瀧川裕英, 若松良樹他、「北欧、幸福の安全保障 スウェーデン・フィンランドの選択」(◎):近藤浩一。
「ジェーン・・」はフェミニズムの極地を行く様な話である。中絶が米国で大きな議論に挙がる理由が明確になった。「もっと・・」は現代の難儀な話題に関する回答を期待したが、そうはいかなかった。「北欧・・」は何故、北欧が先進国の位置を占めているかが良く理解出来る。運不運もあるのだ。唯、何時までも憧れてばかりでは、日本も進歩しないと懸念している。
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