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「2024.12.29」週刊書評まとめ:古い羅針盤145章

先週の評点:
「アレルギー―私たちの体は世界の激変についていけない」(◎):テリーサ・マクフェイル、 坪子 理美、「放置資産がコミュニティを毀損する:地域社会に放置された家屋・農地・山林をどう管理するのか」(◎):片野洋平、「外来動物対策のゆくえ: 生物多様性保全とニュー・ワイルド論」(〇):羽澄俊裕。
「アレルギー・・」は父親をアレルギーの副反応で亡くした筆者の骨太書籍だ。但し、結論はかなり冷酷だ。人類とは本当に脆弱な生き物だと実感する。「放置資産・・」もマスコミがしばしば取り上げる空家の問題を解析した良本だ。但し、地方創生は政治家が口にするほど、簡単ではない事が分かる。「外来種・・」はやや肩透かしの本である。よって評点は下げた。

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