「ピアノが弾きたくなるミステリー」毎日ショートエッセー:古い羅針盤140章
音楽好きな家人と息子の影響で、兎角音楽に触れる機会が増えた。そのせいか、あるいは持て余している暇の消化の為か、昔取った杵柄ならぬ、アコースティックギターや和音だけは弾けるピアノだとか、ジャズメロデイの一節だけなら吹く事が出来るフルートだとか、もう一度、手にしたくなる。が、一人法人という又もや厄介なブラック企業(年がら年中、休みが無いという点で)を抱えたために、その実現には程遠い状況である。特にピアノは世界の空港で色々な人種や職業の人が、好き勝手に半生を語るかのように弾いている映像に、何時も魅入ってしまっている。「冷蔵庫のように孤独に」:村木美涼氏を読んでいる。
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