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億り人の羅針盤 2020年下盤 刊行

億り人の羅針盤 2020 下
筆者:佐伯一郎
絵:あや工房
出版元:アマゾンジャパン

億り人の羅針盤十六 お金持ちと戦争 2020下

●目次
●社会の果ての物語に在らず
●歴史の残渣を追い掛ける
●天皇考察の一助
●重い内容故に、深い考察
●誰が一体正しいのか?
●リベラルとは寛容の気持ち
●配りの天才監督
●ビジネスフレームワークという方法論
●暴力団という組織論
●虚無が求めた芸道とは
●矩を越えない老境
●戦後は未だ、終わっていない。
●スタートアップという選択
●悪童の記憶は反戦
●副業の進め
●MMTという幻影
●コロンブスの現金引き出し機?
●賢人の嘆き
●DPとコンビニ
●戦争を知らないという事
●企業の公的規範とは?
●AI独裁の恐怖
●繋がりと言う支え
●身近なサブスクリプション
●固定客という民主主義
●終わった人
●美意識という最終兵器
●景気動向の視点
●本という製品を顧みる
●絵に描いた餅なのか?
●時代の流れを観る
●教育格差が齎すもの
●ダークインの恐怖
●時代変化に即した組織構造の在り方

●参考文献
「新版 母さんがどんなに僕を嫌いでも」:歌川たいじ
「天皇はなぜ紙幣に描かれないのか: 教科書が教えてくれない日本史の謎30」:三上喜孝
「天皇の日本史」:井沢元彦
「見るだけでわかる! ビジネス書図鑑」:グロービス、 荒木博行
「問答無用」:櫻井よしこ
「ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70」:株式会社アンド
「稼業 頭角の哲学」:向谷匡史
「ショーケン」:萩原健一
「実践・快老生活」:渡部昇一
「0円副業のススメ 小さなアイデアが収入に変わる27日間マニュアル」:クリス・ギレボー、中西真雄美
「わたしの町は戦場になった (シリア内戦下を生きた少女の四年間)」:ミリアム・ラウィック, フィリップ・ロブジョワ
「キュー」:上田岳弘
「Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」:ロルフ・ドベリ、 安原実津訳
「僕たちはもう働かなくていい 」:堀江貴文
「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」」:山口周
「本のエンドロール」:安藤祐介
「年収300万円の悪習慣 年収1000万円の良習慣 年収1億円の人のすごい習慣」:金川顕教
「リーン・イン 女性、仕事、リーダーへの意欲」:シェリル・サンドバーグ
「天才を殺す凡人」:北野唯我

●あとがき
本編は億り人の羅針盤として纏めた16作目に当たります。
毎日ショートエッセー中から、ビジネスに関係する書籍とそれの書評を纏めて掲載してゆきます。十数年に及ぶエッセーの中から、ビジネスに近いものを抽出し、中小企業の経営者として日々悩んだり、考えたりした事も織り交ぜています。故に、お金や投資分だけを取り出すのは中々難しく、当然高齢化が進む日本経済の事に触れざるを得ないし、グローバル化ついても説明が必要になります。但し、この本では極力そこからは若干横を向いて、日常に出くわす、お金に関わる関連記事や書籍の紹介が出来たらと、編集を行いました。
2020年は振り返ってみると、アベノミクスの成長戦略が一向に進まない一方で、インバウンド景気にひた走り、多様性という時代変革を中々受け入れられない我が国の閉鎖性も感じた年だったように思える。加えて、高度成長を遂げた以前の経費出来なかったのだろうかと思える第二次世界大戦の在り様にも考察のメスをいれるべきかと、戦争考察も行った。
今、2022年になり、更なる円安状況に陥る中で、更に燃料高によるインフレ基調に経済が移行する中、金融緩和等の施策見直しが強く望まれる時代に変質し、又もや、貧すれば鈍す状態のインバウンドにのみ政策集中している有様は、国を売る、新たな産業を興すという気概に欠けているとしか思えないのは、私だけだろうか。
最後に、繰り返しになりますが、ビジネスへの向き合い方や個人の資産形成については、山ほどノウハウ本が出ているので、各位各人成りの最適なものを見つけるしか手立てはないと思います。悪戦苦闘、中年経営者の悪足掻きのバタバタを冷ややかに引き続き読んで頂き、心の中で密やかに笑って頂ければ、これは又、読者の方々のビジネスライフあるいは資産運用にお手伝い出来るかと、勝手に考えている昨今であります。

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