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「清貧を貫くのは大変」:毎日ショートエッセー:古い羅針盤122章

今年は2台保有している車を私の停職に伴い、1台に絞り、無駄な経費カットに努めたいと思っている。さすれば、移動手段は徒歩、ランニング、更には自転車と距離に従って、重厚になる。最近はランニングもシンドクなっているので、自転車をより使う事になるかもと思ったりしている。所が、この自転車は十年前近く、ネットで購入したスポーツタイプ。一見、凄く高級車に見える所がミソなのだが、逆に装備品が少ない。この十年であっちやこっちにテコ入れをしてきたが、いよいよ、肝心の前後荷台作りにチャレンジする事に。本来なら、自転車屋に行き、かごを選び、ついでに取り付けて貰うのが筋。が、そこはエンジニア魂が許せない。否、吝嗇なのだ。アマゾンで一番安価な部品を購入し、いざ、取り付けようとしたが、悪い予感は当たる。特に最悪なのは、前部分。購入したかごに付いていた治具は全く使えず、近くのDIY店に何度も足を延ばし、他の部品を転用したりして、取り付けに掛かった時間は延べ、4時間と少々。本来ならば、溜まっている本読みや、ブログ修正、更には出版にも力を注ぎたかったが、それも全て台無しである。

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