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Netflix映画『アトラス』ー人間とAIのハードボイルド弥次喜多珍道中




賛否両論あるみたいですが、私は、面白かったです。

なんといってもジェニファー・ロペスの説得力。
かつて映画『タイタニック』で、当時体重60キロを超えていたというケイト・ウィンスレットの堂々たる体躯も氷の海で生き延びたというラストの設定に真実味を与えていましたが、映画『アトラス』のジェニファー・ロペスもまた、宇宙の果てまで暴走したAIテロリストをやっつけに行く女伊達という設定に納得感を与えておりました。

これはかつて口の悪い知人の美容家が言っていたことですが、

「紅緒さん、ビヨンセはアレ腰のくびれがなかったらただのデブですよ」

さすがにそれは言いすぎかと思いましたが、確かに向こうのグラマラスな女優はなべてすべてが大きく、日本人のサイズ感から見たら中にもうひとり入ってるのかと思うくらいです。
隣に煙草の箱ならぬ橋本環奈あたりを並べたら恐ろしいことになりそうです。

この映画でも瞠目すべきはジェニファー・ロペスの大きなお尻でした。
こ、こんなに大きくていいの? と同性の私が尻込みするほどの(尻だけに)見事さを誇っていて、そうよな、これくらいのボリュームがなけりゃあんなごつい敵は倒せんわな、と農耕民族の私はしみじみとテレビの前でうなずいたものです。

でもこの映画、そんなガタイのいい彼女がAI相手に子供みたいに泣いたり叫んだりする様子がなんとも「可愛らしい」のです。

ヒロインのアトラスは幼少期にAIについてのトラウマがあるという設定なのですが、尺のほとんどがコクピットの中で彼女がAI相手に癇癪を起こすシーンであるにも関わらず、なんとなく飽きずに見れてしまうのは、やはりジェニファー・ロペスというスターの魅力と演技力のなせるわざなのだと思います。

そしてアトラスのトラウマのもととなったシム・リウ演じるAIテロリスト・ハーランも、知恵をつけて人類の敵にまわったというベタベタな設定でありながら、トーヨーのシンピが服着て歩くような得体の知れなさが出ていて良かったです。
それにしてもドニー・イェン顔とでもいうのでしょうか、やっぱりハリウッド受けの良い東洋人の顔というのは、お目目ぱっちりのくりくりよりもシジミのような目なのかも知れません。

そしてアトラスとバディを組むマシン搭載のAI・スミスも、こんな彼氏いたら最高〜!というきめの細かい気配り男で、最初はアスカとシンジよりも低いシンクロ率だったのが次第に心が通っていくまでの過程も、どこまでもベタベタであるにも関わらず胸熱な展開でした。

スミスの癒し系のイケボ、「ベイマックス」の声と同じ人だったと聞いて納得です。

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佐伯紅緒
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