記憶の風景20 (六甲① 2017年7月27日 ~六甲山オルゴール・ミュージアム)

オルゴール_ミュージアム遠景 本日の「記憶の風景」の記事は、2017年の夏に(たぶん)初めて行った六甲山上施設の模様をお届けします。見所が多すぎて写真もいっぱいあるので、各エリアごとに記事を分け、計4回分の投稿でご紹介いたします。ちなみに「初めて行った」の前に(たぶん)がついているのは、私自身が憶えていないだけで、ひょっとすると幼い頃に、神戸の東灘に住んでいた義理の祖母に連れられて、訪れたことがあるかもしれないからです。震災でその祖母の家も倒壊し、今では遠い記憶ですが。
ニッコウキスゲ1 さて、ケーブルカーから山上バスに乗り換えて、最初に訪れたのは、ここ六甲山上のハイライトとも言うべきオルゴール・ミュージアムです。その手前の駐車場のところに、この日の私の第一目的だったニッコウキスゲが咲いていて、初っ端からテンションが上がりました!!
ニッコウキスゲ2 事前に「今はどんな花が旬かな~」と調べていて、一番見たい!と感じたのがこのニッコウキスゲだったんですよね。放射状ではなくユリに近い咲き方ですが、なんとなく私の好きなリコリス(彼岸花のなかま)に似ている気がしたので、一度この目で見てみたかったんです。
オルゴール館の星空コンサート案内 ホントは館内にあるカフェで、まずはランチでスタート・・・と思っていたのですが、時間的に、ちょうど『星空コンサート』なるものが始まるタイミングだとのことで、先にそちらを覗いてみることに。
オルゴール_ミュージアムのコンサート ここがコンサート会場。オルゴールというと、手乗りサイズの小ぢんまりとしたメルヘンチックなものを想像しがちなのですが、ここのは、どれもこれも巨大でどっしりとした存在感のあるアンティークな調度品、という感じで、音にもかなり迫力があります! 特にこの写真👆のパイプオルガンみたいな自動演奏器には、圧倒されますよ!
星空コンサート とは言え、星空コンサートの方は、タイトル通り、終始癒し系の優しいニュアンスでした🌛✨ 気持ちよすぎて、そのままウトウトと眠ってしまいそうなほど・・・・・・💤
画像7 プラネタリウム風の美しいコンサートの後には、館内に展示されている様々な自動演奏楽器を、間近に見物して回ることができます。(📷撮影もOK👌)
画像8 ユニークで個性的なものがズラリ! でもやはり、かなり場所を取るので、広い屋敷に住んでいるお金持ちにしか所有できなかったんだろうな、という気がします。(※ これらの自動演奏楽器は、所有者からの寄贈品だそうな。)
画像9 思う存分写真を撮りまくっていた私ですが、この頃はまだiPhoneがなくて、旧いデジカメを使用していたので、クリアに撮れている写真がほとんどありませんでした m(_ _)m 館内が暗かったもので、余計に・・・・・・😞🙇
シュトラウスCafe お昼時なので、写真撮影の後はご飯です🍝 ようやく館内のシュトラウスCafeにて、楽しみにしていたランチをば・・・・・・😋🍽
画像11 こういう施設の中の食事処って、大抵クウォリティがイマイチでガッカリしがちなのですが、ここ六甲は違います!! このオルゴール・ミュージアムの中のシュトラウスCafeも、夜に立ち寄ったグラニットCafeも、味良し、盛り付け良し、アイデア良し、ムードも良し、という洗練されたグルメ処で、下山する頃には、友人と二人して、「六甲がこんなにレベルの高いグルメスポットとは思わなかったね!」と、しみじみ語りながら帰途についたほど。
スキレット_グリルチキン_モロッコ風_ このメインディッシュが特に美味でした! 👆たっぷり使用されたレモンの風味が後味爽やかな、モロッコ風のスキレット・グリルチキンです🍴 後日、これに近いものを作ろうと、真似をしてトライするも、案の定失敗でした(-_-;)💧 またここに食べに行かねば!と思いましたね。付け合わせのパンまで香ばしくて美味で、これでこそ神戸!と言いたくなる逸品でした👍
シュトラウスCafeの洋ナシのタルト 👆洋ナシのタルト🍰 実は私はタルトが大好物なんですが、これがまた忘れがたい美味しさでした!☺️✨ クッキー生地の香ばしさや硬さも、洋ナシの素材の活かし方も、甘すぎない上品な味わいも、ちょうど私好みで絶品でした💛
画像14 実際に行ってみるまでは、内心「オルゴールって少女趣味な感じがして、私は別に興味ないんだよな~」なんて思っていたのですが、目で楽しみ舌も満たされ・・・・・・ここだけで1日過ごせそうなほど内容の濃いスポットだったオルゴール・ミュージアム。「来て良かった! 何でも一度は実際に見てみないとわからないものだな」と感じながら、名残惜しい思いで後にしたのでした。
画像15 外では紫陽花が満開でした。私たちが行ったのは真夏の7月後半ですが、ここは標高の高いスポットですから、下界より涼しいのです。
画像16 そう。ここオルゴール・ミュージアムの見所は、屋内の展示品やカフェだけではないのです。カフェのテラス席からも見える中庭風のイングリッシュ・ガーデンを含め、緑豊かな周辺の風景が、これまた夢中で撮影したくなる美しい絶景スポットなのです💠✨
画像17 実はこの日、紫陽花は咲いているしウグイスは鳴くし、一部には雪が残っているところ(← 後で立ち寄ったカンツリーハウス)もあるし、ミンミン蝉やウシガエルも大合唱しているしで、日本の四季を1日で全部堪能できるという盛だくさんな状況でした (*_*) なんと不思議な1日でしょう(笑)
イングリッシュガーデンのウシガエル 巨大なウシガエル、ズームにしてはうまく撮れた!
イングリッシュガーデンのハス オルゴール・ミュージアム裏手にあるイングリッシュ・ガーデンの睡蓮
画像20 池の対岸から見馳せるオルゴール・ミュージアムも、味があって良かったです。(建物自体はドイツ風なのに庭はイギリス風、というのも、これまた文化ごちゃ混ぜで盛りだくさんな印象ですが(^_^;))
オオデマリ1 アナベル?
紫陽花 オルゴール・ミュージアム前の駐車場にも紫陽花が💠
ニッコウキスゲ そして最後にまた、お気に入りのニッコウキスゲをパシャリ。── とは言え、まだ主要な山上施設のうち、一つ目ですから、この後、高山植物園やカンツリーハウス、ガーデンテラスへと移動していく中で、更に贅沢に視界いっぱいのニッコウキスゲに遭遇することに👍✨ そんなわけで、次回以降の六甲画像も、どうぞお楽しみに(^_-)-☆

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