2019年に出会えた景色 〜動物編 (後半は ほぼ鮫尽くし(^▽^;))
早くも1月が終わり、2月に突入してしまいましたが、昨年中に見てきた(会ってきた)ものを、写真でザッと振り返ろうというこのマガジン👆、ようやく最後の記事『動物編』をお届けします。
まずは春日大社への初詣の際、道々見かけた小鹿ちゃんの画像からどうぞ👇
▲ 1月24日 奈良
春日大社への道中で小鹿
遅ればせながらの初詣の日、ちょうど相方が「そう言えば鹿って、どんな声で鳴くんや?」と呟いたその瞬間でした。なんと一頭の小鹿が「ピー!!」と甲高い声をあげました。鼻から声を出しているのか、唇を殆ど動かさず表情もそのままで、大きくピー!!と言ったので、思わず「えぇっ!?(゚Д゚;)」と引いてしまいました💧 しかもそれを皮切りに、あちこちの小鹿たちが呼応し合うようにピー!ピー!と鳴き声を上げ、大合唱に (^▽^;)
もしかしたら大人の鹿はもっと獣っぽい低い声をしていて、子どもだからそんな声だったのかもしれませんが、予想外に可愛らしい高音ヴォイスだったので、忘れがたい体験として記憶に焼き付いたのでした。今年の初詣で訪れた橿原神宮の方は、奈良町とは違って鹿が全然いないので、残念ながら彼らの大合唱を聞けませんでしたけどね。代わりに深田池の鴨たちのグアッ!グアッ!というユニークな鳴き声は聞けたので、まあ良しとしましょう (^^;)
▲ 2月20日 姉と二人で来園した
天王寺動物園のライオン
お次は百獣の王ライオンです。この日は、職人仕事で常に忙しくて、めったに捕まらない姉と久々に会えることになったので、どこに行きたいか、何をしたいのか、姉の希望に合わせるから教えてほしいと言うと、「動物に会いたい」との返答が。姉がこれまで行ったことのないところで一番手ごろなスポットを選んだ結果、天王寺動物園に決まったのでした。
▲ 天王寺動物園のヤギ
こういう風にじっとしている動物👆 は、撮影しやすくて助かりますね 📸
とは言え、大人しくしてはいても、悟ったような飄々とした眼差しが、妙に迫力ありました。草食系なのに、静かなる凄みがあるというか何というか……。
▲ 天王寺動物園のサイ
迫力があると言えば、一番インパクトのある存在は、こちらのサイですね👆 これが見られただけでも、「ここに来た甲斐があった」という気にさせてくれる貫禄抜群の大物です。現在のトリケラトプスみたいで、恐竜っぽさ満点!(笑)
でもこちらは、ガタイの割に眼差しは穏やかで、妙に優しい印象があるんですよ。なかなかのギャップ王です。
▲ 天王寺動物園の鶴
天王寺動物園は鳥類も充実しまくりで、多種多様な鳥たちが一度に見られるドーム状のエリア(←ようするに超巨大な鳥籠)などは、まさに映画『ジュラシックワールド』の翼竜ゾーン。もちろん、ここの鳥たちは人間を食べようと襲ってきたりはしませんけどね(笑)
▲ 3月9日 サメ会の会場となった
GRAND SHARK のツマグロザメ
こちらのムーディーなワンショット👆 は、三宮にある私の行きつけのアクアリウムBAR『GRAND SHARK』の店内画像です! 店名の通り、鮫が泳ぐ水槽を眺めながら飲食を楽しめるバーで、結婚式の二次会などに使用されることもあるほど、広々としたテーブル席のあるお店です。私はもちろん、鮫がよく見えるよう水槽前のカウンター席に陣取りますが (^^;)
ちなみに、この日は自分ひとりでフラッと立ち寄るいつもの気まぐれな来店とは違い、イベント参加のための来店でした。最近TVでもよくお目見えしているシャーク・ジャーナリスト 沼口麻子さん主催の、サメ愛好家たちが集う親睦会です。
なのでこの日だけは珍しく、水槽から少し離れたテーブル席でのサメ鑑賞。上の画像↑をクリックすると、この日のイベントの様子を記した詳細なブログ記事が出てきますので、是非ご覧くださいね (^_-)-☆
▲ 4月25日 海遊館のジンベイザメ
GRAND SHARK の鮫はツマグロザメという小ぶりの鮫ですが、こちらは巨大なことで有名な鮫、ジンベイです👆 年パスの期限が切れるまでの間、海遊館へは何度も足を運びました。
▲ 4月25日 海遊館のエトピリカ
こちら↑は、比較的最近展示されるようになったユニークな水鳥、エトピリカ。癒し系の愛くるしい顔がたまりません😍
▲ 8月28日 海遊館のゾウギンザメ
こちらのダンボみたいな生物↑は、お目にかかれること自体が非常に貴重な深海魚、象銀鮫です。名前は「鮫」ですが、分類上は鮫ではなく別の魚です。
2019年の夏は、この子を見るために足繁く海遊館に通っていたと言って過言でないほど、注目のレア生物だったんですよね。しかもなんと、私が見に行ったときには、この子のお腹に卵がぶら下がっていました。一見それとわからない外見なので、私は海遊館の知り合いのスタッフに教えてもらうまで、それが卵だとは気づかずにいたんですけどね f^_^;
▲ 4月25日 海遊館のフトツノザメ
※ 上の画像をクリックすると、昨年中に撮影した海遊館のフォトアルバムをご覧いただけます 📷
ゾウギンザメに比べると希少価値はかなり低く、外見上もそう目立った特徴はない地味な存在なんですが、個人的にはお気に入りなのが、このフトツノザメ👆 こちらは名前の通り鮫の一種で、ここのはかなり小ぶりです。めったに撮影可能な場所まで出てきてくれないし、姿を見せてくれること自体稀なほど、いつも見えにくい水槽の上の方ばかり泳いでいます。
なので、この不鮮明なズーム画像でも、精一杯のベストショット。何度も挑戦しましたが、碌な画像が撮れませんでした。
▲ 6月13日 六甲で見かけたキジ!
※ 上の画像をクリックすると、この日の六甲ブログをご覧いただけます。
変わって次は、六甲山上で偶然出くわした野生のキジ↑です。こちらの姿を見かけるなり、ギョッとした顔になり、一目散に慌てて逃げていったのですが、何故か飛び立たずに走って逃げる姿が、やたら可愛くてウケました(笑)
▲ 6月18日 仙台うみの杜水族館
念願のヨシキリザメ!
さて、昨年中の出来事の中で、私にとって一番忘れがたい最大のイベントはというと、この鮫↑に会いにはるばる仙台まで飛んで行ったことでした✈️
▲ 世界一美しい鮫
ヨシキリザメ 🦈
スラッとしたしなやかなボディに、愛くるしくてパッチリとした真丸の目、そして背中の神秘的なインディゴブルーが特徴的なこの鮫は、メジロザメ科のヨシキリザメという種です。世界一美しい鮫と謳われるこの鮫は、現在国内では、ここ仙台うみの杜水族館でしか、生体展示されていません。漁師さんなら生きたヨシキリに出会う機会も少なからずあるでしょうけど、私のような一般人がこうして生きた姿を拝めるのは、本当に貴重なことなんです!
会えて良かった💨
▲ 仙台うみの杜水族館の
アブラツノザメ
同じ仙台うみの杜水族館で、可愛い深海鮫にも出会えました。小ぶりのヒョロっとしたこの鮫は、海遊館で見たフトツノザメとよく似た姿のアブラツノザメです。漫画チックな顔立ちがご愛嬌! 思わず夢中で撮影してきましたよ🎵
上の画像👆をクリックすると、仙台うみの杜水族館の鮫画像をひとまとめにしたフォトアルバムをご覧いただけます。圧倒的にヨシキリザメの画像が多いですが、このアブラツノザメやその他の鮫々の画像も、あわせてご覧いただけますよ。
▲ 仙台うみの杜水族館の
フェアリー・ペンギン
ここでは、他の水族館では見たことのないペンギンにも出会えましたよ↑
こちらの画像 👆 をクリックすると、鮫以外の色々な生き物たちの画像をまとめたフォトアルバムをご覧いただけます。
▲ 8月1日 須磨海浜水族園の鮫たち
(上がドタブカ、下がネムリブカ)
水族館の中でも、私が一番足しげく通い詰めているのは、神戸にある須磨海浜水族園。ここは私好みのメジロザメ科の鮫がいっぱいいて、私が勝手に名前をつけた個体も複数いますから(笑)
▲ 11月22日 スマスイのヒョウザメ
(パネル表示はタイワンザメですが)
他の水族館では見かけない珍しい鮫は、こちらのヒョウザメ↑ですね。館内パネルではタイワンザメということになっていますが、我らが関西サメ会の選任博士、分類学専門のFさんによると、ヒョウザメが正解だそうです。
▲ 8月1日 スマスイのハナザメ
ここのメジロザメ科の鮫たちの中では、私は特にこのハナザメという種の鮫↑がシュミのタイプ😍 ヨシキリほど線が細くはないけど、スラッとした美しいボディーを持つ美形の鮫です。水族館では充分なスペースがないため見られない秘技ですが、この鮫は華麗なスピンジャンプをすることでも知られていて、英名はそのまま spinner shark といいます。一度でいいから、くるくると回りながらジャンプする姿を、生で見てみたいものですね🦈
▲ スマスイのテンジクザメ
12月29日(鮫の赤ちゃんです)
一番最近入ったニューカマーは、このテンジクザメ(の赤ちゃん)↑ですね。大人になるにつれ、だんだん色が薄くなっていくので、こんなにはっきりとした模様が見られるのは子供の頃だけ。成魚の展示もあるので、気になる方は是非一度見に行ってくださいね(^_-)
▲ スマスイのイリエワニ
ジュリアちゃん
鮫に次いで、造形的に私が惹かれるのは、ワニです🐊↑ さすがに撫でたいとは思いませんが、子供の頃から妙に好きな動物でして、バービー人形の代わりに、ゴム製の精巧なワニのフィギュアを、後生大事に持っていた憶えがあります f^_^;
ジュリアと名付けられたこのイリエワニ↑は、他の水族館や動物園の個体と比べて、スリムでなかなかの美形だと私は思うんですが、まあ大抵の人には伝わらない話ですよね(笑)
では最後に、そんな私が勝手に名付けた鮫たちの画像を、種別だけでなく個体別にまとめている鮫案内のページのリンクを貼って、本記事の締めくくりといたします👇