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考えたこともなかった。「幸せにする力」なんて

「愛を与えられる人になりたい」

昨日、心底そう思った。

最近、huluにはまって、空き時間には、洋画とかドラマとかをよく見るようになった。時間の無駄!だなんて昔は思ったりもしたけれど、いろんなことに気づけて、ドラマの素晴らしさに感動すら覚えてしまった。


少し前、彼が仕事でトラブルがあって、それが原因で元気がなくなった。いや、元気がないという軽いレベルではなくて、きっとあれは、いわゆる”鬱状態”だった。

そんな彼にできるだけ負担がないようにと、わたしも無理に話しかけたりしないようにしていたけど、やっぱり一緒の家に住んでいるから、雰囲気はどんどん悪くなっていった。

「別の人に乗り換えちゃおうかな」

そんな風にも思っていた。というか、常にわたしは今の人よりもいい人がいれば、そっちに乗り換えたいとさえ思ってた。だって、「自分の幸せ」が大事だったから。


そんなわたしが昨日「サバイバルウェディング」という、日本の俳優の波留と吉沢亮が出ているドラマを観ていて、ハッとしたことがあった。

それは、パワースポット巡りについての回での話。

婚約破棄をされてしまった波留。その後輩がパワースポットへ行ったすぐ後に、「素敵な人と出会って、彼と結婚するかも!」という急展開を迎えた。波留はその話を聞いて、「パワースポットに行って、神様からパワーをもらって幸せをもらおう!」と考えるが、編集長扮する伊勢谷友介から「自分ばっかり幸せにしてもらおうと思うな」と、”愛を与えること”の大切さを教わる。


「自分のできる方法で相手を支える」こと
「幸せにしてもらうのはなく、幸せにする力が大切」なこと


あぁ、わたしはどうだっただろうか。今の彼に愛を与えてあげられてたのだろうか?


掃除や洗濯、食事などの家事はちゃんとやっている。それは自分でも偉いと思っていた。でもそれ以外はどうなんだろうか。

彼とのお出かけにはすっぴんで出かけるし、部屋着もなんだかみすぼらしい。色気なんて、もう皆無だ。
「結婚したいなんて思わない」とよく彼に言っていたけれど、相手からしたらそれはつまり、「結婚に値する人じゃない」という言葉の言い換えにも思える。

今までの行いや言動を振り返れば振り返るほど、反省点しか浮かばない。。


わたし、本当に受け身な人間だ。なんて恥ずかしいんだろう。行動力には自信があって、受け身な人間じゃないとさえ思っていたけれど、彼一人にさえも幸せにすることができていなかったんだ。


そう気づかせてくれた。今日から少しわたしの世界は変わりそうです。回り始める、そんな気がします。

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