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【6;wands】本屋でジャケ買いするときと同じ。

海外生活で不便に感じることの一つに、
読みたい本に出合えない というのがありました。

待ち合わせ場所に早く着いたから、ふらっと本屋に立ち寄って、なんとなく見つけた本を買って待ち合わせまでに行ける本の世界。
あれが懐かしいです。

英語の文章がすらすら読めたらまた違うんだろうけど。
ハリーポッターシリーズに7年かかっている私です。
これ読み切らなきゃ次の英語本にいけないのです。

英語本がスラスラ読めるようになっても、日本語の小説とは全く違うものだし、やっぱり日本の小説に出会いたい。


Note はそんな欲求を叶えてくれる文章の4次元空間です。


私が最初にNote で出会った長編小説。
まゆ川さんの〈俺のfire漂流記〉
執筆の前に綿密な構成と調査が成されたであろう、素晴らしい文章の組み立てでした。
素人の私はこんな稚拙な感想しかかけませんが。
とにかく、自分と全く違う人生にトリップできる長編小説でした。

私は長編小説を読むとき、脳内でキャスティングする時あるんですが、
最初から最後まで脳内キャスティングがバチコン!とはまって物語を盛り上げてくれました。

このキャストで読み進めましたーーー!って言いたいけど、
でも、まだ読んでない方に余計な情報与えちゃうかな?やめとこうかな。。。

〈おやっさん〉は小林薫さん!これだけ言わせて(*ノωノ)


本当は、このレベルの小説は無料で読むことなんてできなくて、
本屋や図書館に行って背表紙をスキミングしてやっと出会える作品のはずです。

それを、出会えたっていう気持ちは同じくして、無料でジャケ買いのように読み始める事が出来たので、前述したように、日本に置いてきたあの懐かしい気持ちを蘇らせることができたのです。
チップによって自分で料金を決めて支払えることができたのもありがたいです。全額作者に投じられたのでなけなしのお金でも作家さんにお礼ができたと勝手に感じられてます。



「あぁ、Note やっててよかった」とまた思えた瞬間だったのです。

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Saeh(さえ)*タロットエッセイ*
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