【A;wand】赤っ恥を回避させるは、おん あぼぎゃ。
"Little miss Sunshine"という映画を観ました。
ハートフル コメディ映画なんですが、おん あぼぎゃの視点でみると学びが大きかったので、事案じゃないのですが紹介させてください。
※ネタバレを含みます。
あらすじはこうです。
主人公のオリーブちゃんは、「リトル・ミス・サンシャイン」に選ばれることを心から信じて会場に向かいます。
それに同伴する家族はこんな人たち
兄 目下一切の会話拒否。この世の全部が嫌い。
父 額面通りの「勝ち」に強いこだわりを持つビジネスマン。
祖父 頭の中はエロと薬。配慮の欠けた態度をとるがオリーブ大好き。
叔父 大きな失恋を経験し、自殺未遂を犯すほど落ち込み、オリーブの家に転がり込む。
母 家族思いのバリバリ母ちゃん。ちょっと強引。
コンテスト会場ではバービーインスパイアのギラギラした女の子たちとそれを作り上げるステージママたちが所狭しと押し寄せています。
危険を察知したのはお兄ちゃん。このままではオリーブが人生最大の赤っ恥を搔いて、残りの人生塞ぎ込んでしまう。と、オリーブを止めに入るも、聞く耳をもちません。
お話のクライマックス。コンテストが特技披露の審査に移ります。
ステージママに仕込まれたミニバービーたちはアクロバットやヨーデルなど、仕上がった特技を得意げに披露します。
そして、最後はオリーブの番。お兄ちゃん、叔父さん、お父さんの必死の説得もむなしく、オリーブはステージに立ちます。
そこで披露されたのは。
20年前のアメリカ映画で「おん あぼぎゃ」がでてきたか。出てきたわけがありません。私が、鑑賞しながら思わずつぶやいていたのです。
もう、どう見ても勝ち目はありません、審査員長なんて、髪の先からつま先までバービーなバービーっぷりです。バービーな特技じゃないと絶対ダメな雰囲気の中、オリーブはバービー感ゼロ。なにやってもバービー感ゼロそう。すでに暫定負けな様子ですらあります。
恥を晒しに行くだけになることを、鑑賞者の全員が容易に予測できる状況。
オリーブが披露した特技は。
ストリッパーダンス!!!!!!!!
ジャンキーファッキンエロじいちゃん仕込みのストリッパーダンス!!!!
7歳のいたいけな女の子が脱ぎます、腰振ります、雌豹になります!!
もう、振り切っちゃって会場は一瞬でカオス。賛否が真っ二つに分かれます。
ミニバービーとステージママは、客席を立ち去りますが、同伴家族、特にバービーにイチモツあるお父さんたちは大絶賛!会場のミキサーさんはスタンディングオベーション!ステージ裏のスタッフは大爆笑。
審査員長の女性は「中止ーーーーーー」と叫ぶも、そんなカオスな会場で、まとまりのなかった家族は一致団結してステージによじ登り、みんなでファッキンエロダンス!!!!!
会場大崩壊!!!!
こうして、オリーブは赤っ恥を掻くことなく、コンテストをぶっ壊したのでした。
出禁食らっても
おん あぼぎゃ
おん あぼぎゃ。(めでたしめでたし風)
#なんのはなしですか
#あぼぎゃ党 の話です。
(もう後には引けないのでコニシ課長さんには見守っていただくことにしました。)
真面目な話、オリーブちゃんとファッキンエロじいちゃんに教わる事は大きかったです。
額面通りの「勝ち」に、本当に価値があるのか。本人の勝利は時に、「挑戦した事」そのものにある事だってあると思うのです。
ーーーーー
コンテストの前日、オリーブはじいちゃんに打ち明けます。
「おじいちゃん、私、負けたらどうしよう?」
実はオリーブは、勝ちにこだわる父を見てきているので、負けることは怖いのです。
弱気になっているオリーブに、じいちゃんはこういうのです。
それでも挑戦する事は怖い。最悪のシナリオが頭をよぎってその一歩が出ない時、おん あぼぎゃが助けてくれるかもしれません。この映画の中のおん あぼぎゃはおそらく、道中の車の中でオリーブちゃんがひたすら聴いていたこの曲でしょう。おん あぼぎゃ は言葉ではなくて、悲観的な思考を一旦そらす何かです。ゲシュタルト崩壊する何かです。
あなたのあぼぎゃ事案も是非教えてください。いっぱい集まったら権威ある研究所に提出します。
??? な方、詳細はこの記事へ。
※ #あぼぎゃ党は(意味としては紙一重ですが)#なんのはなしですか とは無関係です。