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主よ、人の望みの喜びよ

今日の東京はちょっと暖かい気がします。
多分、風が弱いからでしょうか。
これからくる寒波の前の一休み、といった感ですね。

今日はこちらの記事を拝見して感動したのでご紹介します。

すげええええええええ!
こんな本あったんですね! 思わず貼り付けます。

良いタイトルだなぁ……。
立ち読みで冒頭を読みましたが、翻訳モノに慣れていればさくさく読めると思いました。

がちゃがちゃ

eccoさんの記事を拝見して、本を知って、ちょっと考えてみたんですよね。
ガチャっていう言葉について。
親とか子とかにその言葉をつけて言うことがあるじゃないですか。
私はその単語が好きじゃないので、そのものズバリは書きませんが。

残念ですが私の子の親(私のことです)はハズレだと、私自身が思ってます。
もっと良い環境で育っていたら、もっとステキ人生だったのではないかと。
でもそれを言うと、現在の彼らを否定することになると思うので、言いませんが。

裕福で親(私と元旦那)がとても出来る人で、スーパー夫婦みたいな感じで、なんかこう……カッコイイ? みたいな家族? のような?
しかもちゃんと父母が揃った家族で育てられて(フツーは当たり前なのでしょうが)、参観日とかにも行ったりして? 入学式とか卒業式とか?
お金があるからエスカレーターの私立学校にきっちりお受験させたりとか? 大学までモーマンタイ的な学生生活だったりとか?

想像しか出来ませんが、そんな感じの家の子なら別の人生があったと思います。

だから私は母親というモノになってしまったことは後悔しまくりですよ、昔から。だって私はそもそも母親役失格でしょうし。むしろ母親と名乗るな、というレベルだと思います。戸籍的には母、くらいの感じですかね。
子供から健康状態を心配されまくり、要らんことするな寝てろ、と気遣われるような状態ですし。
彼らが親を選べたのなら、と思わなくはないです。

じゃあ自分の母親はどーなのか

更に言えば、私は自分の母親の子供としてもハズレだと思ってます。
いやー。嫌いとかそういうレベルじゃないっぽかったですが、私のことが邪魔だった、ということは、望んでなかったということだと思うんですよね。
気の毒に。
自分の理想の子供を産めれば良かったのでしょうが、残念ながらそれが出来なかったようですから、可哀想ではあると思います。

そもそも産まれる前は私のことを男だと信じていたようです。両親とも。
当時はまだ、性別は産まれるまで判らなかったので、バクチみたいなもんだったのですよ。
エコー検査がなかったんじゃないかな……確か。うろ覚えですけど。
なのに出てきたら女でがっかりしたと思います。

がっかりしても母親として努めろと言われる訳ですよ。
そりゃ、ぐるぐる悩むでしょうし、泣かれると腹立つのも判ります。

確か赤子はB♭かAの音で泣くんじゃなかったかな。
あ、Aですね。

実はこの音、人の耳に激しく刺さる警報になっています。
赤子は自分の身を守れないため、何かあると警報を発します。例えば腹が減ったとか、おむつが濡れて気持ち悪いとか。あるいは身体の異常とか。暑い寒いでも泣きますね。

これを興味がない、または苦手、または嫌い、または憎いと思ってる相手がやったら腹立たしいのは判る気がします。
私は気付いたら泣かない子供になっていたので、恐らく泣いた時に何かあったんでしょう。記憶にありませんが。
まあ、判るというか仕方ないねー(棒

ちなみに頭の出来が悪い、とよく言われていたので、私は知恵が多少ついた頃に、

遺伝的には7割は親の責任なので私に言われても困る。

と、冷静に言い返していました。
そういうところも可愛げがない子供だったんだと思います。
実際には遺伝子の問題じゃ済まないこともたくさんありますからね。隔世遺伝とか突然変異とかもありますし。
そもそも、そんなこと言ってたら誰も子供を産めませんから。

しぶとく生きる

そんな訳で、上の世代と下の世代から見てハズレだと思う私ですが、なんだかんだで生きてます。
私から見ると子供はしっかりしていますし、ちゃんと生きているので大丈夫かな、と。
私から出たにしてはマトモ……私のことがあるので苦労もあると思いますが、私が消えても本人たちはしっかり生きていけると思います。

というようなことを、ぼーっとしながら考えました。

今は全く交流がないので、自分の母親がどうしているのかは知りません。
でもそれで良いんだろう、と思ってます。
彼女は彼女なりに頑張ったのだろうし……いや暴力は社会的には如何なものかと思いますが、どうやっても耐えられなくてそーなったのかもですし。
……色々思いますが、私はしぶとくて死ななかったので、まあいいです。

それと人間の記憶はいい加減なので、私の母親の記憶も都合の良いように改竄されていると思います。
なので、今さら会って記憶のすりあわせをする必要はない、と私は考えています。
逆に苦しむと思いますしね。お互いに。

何にせよしぶとく生き抜くのがいいのかな、くらいに考えています。
私はかなり図々しいので大丈夫かなw
いやまあ、周囲の方にご迷惑をかけているのは承知の上ですし、出来れば人様のご迷惑にならないように細々と生きていければいいかな、と思ってますけども。
多少は図々しさを発揮するとか、判らないフリとか出来ないと生きるのが難しくなるので……。

〆に

こういう本が出されるのなら『父親になって後悔してる』という本も出て欲しいと思います。
それはそれで読み応えがあるのでは、と思ったりします。ていうか、私が読みたいです。

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