2020.03.20


対岸の秋の枯葉がさらさらと乾いた音を立てているのです

短歌うたよみん『対』


約束の大手町行きあしたでもきょうのキャンセルにふて腐れる


波をうつポテトチップスガサゴソと「なんて退屈」つぶやきもせず。


木漏れ日がゆっくり興す流風を春が抱えている金曜日


キッチンでうごうごうごく幼虫が記憶から消えなくて 貼る 春




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