タンザニア在住アラサー女子の夏休み④〜ザンジバル編〜
この記事は、こちらの記事の続編になります。
タンザニアを旅行する方の参考になったら嬉しいです。
6日目 ザンジバル(2024/9/3)
今日の予定は、ザンジバルで一番(?)の映えスポット「The Rock」でランチを食べること!その後はパジェのビーチでゆっくりして、初日にも行ったフォロザニ公園でザンジバル最後の晩餐を楽しみます。
昨日はヌングウィまで行くのにタクシーを使って大出費だったので、今日はダラダラ(乗合バス)を利用します。
とはいえ、ローカルバスって、旅行者には結構ハードル高いですよね。特にタンザニアには路線図とかないし…。
私もまったく分からなかったので調べてみたところ、めちゃくちゃ分かりやすくまとめてくださっているサイトがあったので、貼っておきます。
これに従って行けば問題ありませんでしたが、とにかく分からなかったら聞く!これに限る!!タンザニアの人たちは基本面倒見が良く、しかもそこまで急いでる人もいないので、かなり親身に教えてくれます。
ストーンタウンからThe Rockまでは、車で1時間半ほどの道のり。乗り継ぎも無事クリアし、The Rockに到着!!
水上レストランとして有名なThe Rockですが、潮が引いててまったく水上じゃなかった😂
今回は私の休暇期間が限られていたので仕方ないのですが、行く日を選べる人は潮の満ち引きを確認することをオススメします。(絶対水の中にある方が映える😂)
ちなみに、The Rockは予約の際に10$を前払いし、実際に食事した際に代金から10$が差し引かれるというシステムでした。
なんでこんなシステムなのか謎。ドタキャンする人が多いのでしょうか。
予約はThe Rockの公式HPから簡単にできましたよ〜!
私の予約は12時からだったのですが、到着時点ではまだ11時くらい。周囲のお店などを見て時間を潰します。
実はThe Rockには留学していた7年前にも来たことがあって、今回2回目だったのですが、以前はこんなお店なかった気がする〜!
ブランコもあって、フォトスポットとしてかなり充実していました。
30分前くらいから入店できたので、テラス席を陣取って海を見ながらのんびり。
タコのパスタとフレッシュジュース、デザートにはピスタチオティラミスを注文しました。
食事をしながらゆっくり過ごしているうちに、徐々に潮が満ちてきて、お店を出る頃にはすっかり水上レストランになっていました。
ただ、前回行った時はボートで行き来しないといけなかったことを考えると、今回は本当に潮が引いていたタイミングだったのだと思います。
次行く時は、ちゃんと満ち潮の時に行きたいな〜。
パスタとティラミスで満腹になったので、歩いてビーチを目指します。
パジェはビーチが綺麗なことで有名な街。Google Mapで気になっていたブルーラグーンというビーチが歩いて行ける距離にあったので、まずはそこに向かうことに。
延々と続く田舎道を歩きますが、どこまで行ってもビーチへと続く道がない!どうやらブルーラグーン、海岸沿いでしか行けないビーチだったようです。
このままでは引き下がれないので、地元の方に道を聞き、どうにか最寄りのビーチに下りるための道を発見。1時間半くらい歩いてかなり疲れましたが、こんな綺麗なビーチに辿り着きました!!
海を眺めながら、マッサージ師だという地元のおばちゃんとおしゃべりしたり、桟橋を歩いてみたり。
ちなみにこの桟橋は、「Dongwe beach restaurant」というレストランだったみたい。(私が行った時は営業してなさそうでしたが)
ザンジバル、私が知らないだけで、The Rock以外の水上レストランも結構あるみたいです。
夕方になってきたので、ダラダラで来た道を戻ります。帰りのダラダラはかなり混んでて、途中まではずっと立ちっぱなしでした😂
快適さと速さをとるならもちろんタクシーですが、結構遠くまで来てるのに往復5,000Tshくらいという安さを考えると、ダラダラも捨てがたい…
ストーンタウン到着後、初日にも行ったフォロザニ公園へ。
夕暮れ時のフォロザニ公園は、観光客のみならず地元の人たちも夕涼みに来ていて、穏やかな時間が流れています。
地元の兄ちゃんたちが海にダイブしてたりして、とにかくエモい!
ちなみにこの兄ちゃんたちの飛び込み、実は以前来た時もやっていて、私の中ではフォロザニ名物みたいな扱いになってます😂
初日は暗くなってから行ったので、最終日の今日見られてよかった!
ザンジバル最後の晩餐は、ザンジバルピザとサトウキビジュースをいただきます。
ザンジバルピザは、野菜や卵やひき肉なんかの具材を生地に包んで鉄板で焼き上げる料理。ピザというよりお好み焼きに近い感じですかね。3,000Tshとめちゃくちゃリーズナブル!
サトウキビジュースはサトウキビと一緒にレモンとショウガをすりおろしたフレッシュジュース。美味しすぎて3日間で3回飲みました😂
食べているうちに日もだんだんと暮れてきて、綺麗な夕日を見ることができました。
ヌングウィの船の上から見る夕日も良かったけど、フォロザニ公園から見る夕日もなかなかのもの!
こうして、ザンジバルラストナイトを堪能したのでした。
7日目 ザンジバル(2024/9/4)
ついにザンジバル最終日。12時のフェリーを予約していたので、午前中いっぱいはストーンタウンを満喫します。
朝ごはんを食べようと向かったのは、日本人の旅行者ブログなどでもよく紹介されているLUKMAAN。
ダルエスサラーム在住の日本人の知り合いの方も、「ザンジバルに行ったら必ずLUKMAANでモーニングを食べる!」と言っていたので、かなり期待して行ったのですが…。
なんと改装工事のためクローズ中!移転先のお店を教えてもらいましたが、ちょっと遠いので断念。
仕方ないので近くの別の店で食べようと思ったものの、当初の目的を失ったせいか
迷走(?)してしまい、気づけばこんな普通の朝ごはんを食べていました…。
チャパティって!アルーシャでもダルエスサラームでもどこでも食べられるわ😂ウロジョとか、もっとザンジバルっぽいものを食べればよかった😂😂😂
ドリンクとして頼んだザンジバルコーヒーは、スパイスが効いててちょっと不思議な味わいでした。
次回こそはLUKMAANで朝ごはんを食べたい!!
ザンジバル滞在も残り時間わずか。最後は、LUKMAAN近くの「East Africa Slave Trade Exhibition」に向かいます。
かつてザンジバルで行われていた奴隷貿易。現在は奴隷市場の跡地に教会が建てられていて、その内部がミュージアムになっているのです。
入館料はレジデント料金が適用されて3,000Tsh。ガイドさんが英語で説明しながら案内してくれました。(ガイドさんへのチップ代は20,000Tshが目安とのことですが、現金がなさすぎて12,000Tshにまけてもらった😂)
奴隷市場の跡地に建てられた教会、奴隷のモニュメント、奴隷たちが実際に収容されていた部屋などを見学。
今回の旅行では、ザンジバルの楽しい側面ばかりを見てきましたが、こういう負の側面や暗い歴史を知ることも大事ですよね。
興味深かったのは、展示室のパネルにあった、「奴隷の労働力がザンジバルのスパイス産業に大きく貢献していた」という記述。
スパイスツアーに参加していた時は、「ザンジバルの気候や風土がスパイス栽培に適していたのだろう」くらいにしか考えていませんでしたが、まさかそんな関連があったとは。
「スパイス生産量が急増した期間には、奴隷の人数も急増していた」という記述を見て、何とも言えない気持ちになりました。
実はこの施設、もともと訪れる予定はなくて、昨日The Rockに向かうためのバス停に行く途中で偶然見つけて、「行ってみよう」と思った場所でした。
すごく勉強になったし、考えさせられたし、行ってみて本当によかった。
その後はゲストハウスに戻ってチェックアウト。荷物を抱えてフェリー乗り場に向かいます。
めちゃくちゃ天気が良かったので、フォロザニ公園で最後の海を満喫します。
この後はフェリーでダルエスサラームに戻り、その日の夜行バスを予約して、翌日の早朝にアルーシャに帰ってきました。
楽しすぎた1週間の夏休み、これにて終了です。
まとめ
大きなトラブルもなく、大満足のうちに終わった3日間のザンジバル滞在。
全体を通して天気があまりよくなかったこと、LUKMAANに行けなかったこと、The Rockで潮の満ち引きのタイミングが微妙だったことなど、残念だった点はありますが、それはまた行けばいいだけの話!
何より、LUKMAANをはじめ、ジョザニフォレストやブルーサファリ、スターフィッシュなど、次に行きたい場所がめちゃくちゃ増えました!
知れば知るほど奥深い魅力が詰まっているザンジバル、私のタンザニア駐在が続く限りは、年に一回行くことを目標にしたいと思います。
次のザンジバル旅行に向けて、アルーシャでお仕事を頑張ります😂
みたいです。
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