インドのアシュラムについて③inウッタラカシ
前回と前々回に書いたシヴァナンダアシュラムは南インドのケララ州に位置していますが、今回は北インドのウッタラカシにあるシヴァナンダアシュラムを紹介します!
そもそも北インドの南インドでは民族が異なるので言語や外見に加えて、天候や食事も異なります。実際に両方行くとすぐ体感できますよ!
食事面で言うと北インドは小麦粉食がメインで油やバターをたっぷり使用し、濃厚こってり系、揚げ物も多いのが特徴です。
南インドは米食がメインで水分多めのサラッとしたスープ状のものが多く、ココナッツやタマリンドといった南ならではの食材を使っているのも特徴です。
アシュラム自体のスケジュールやクラスの内容に大きな違いはありませんが、写真を載せながら色々と紹介していきます!
アシュラム生活を考えてる方は、前々回の記事比べてみて自分に合いそうな方を選んでみてください。
まずはアクセスから!これがまた中々大変でした!
ウッタラカシ(uttarkashi)への行き方📍
ウッタラカシ行きのバスはハリドワール(Haridwar)から始発が出ていて、途中でリシケシ(rishikesh)に寄る感じなので、
私がリシケシからバスに乗った時は既に満席
(バスのチケットは当日の朝に窓口で購入)
最初は立ちっぱなしで、途中から山道でカーブが多くなってきたところからここに座れ!と言われてドア全開の入り口の階段に何時間も座り、後半何人か降りて椅子に座れても、1/3ケツで足プルプルでかなり過酷でした笑
しっかり席確保するならハリドワールから乗るのがお勧めです!
前日にバスターミナルに聞きに行った時は、リシケシからは1日1本で朝4:30出発と言われたけど、当日は6:30出発だったし恐らくその後も数本出てます。
先述したように当日チケットを購入するのですが、そこが柵ごしに人がごった返して外国人は全く相手にしてもらえないので笑
そこらのインド人にお願いして、一緒に買ってもらいました。
リシケシのバスターミナルからウッタラカシのバスステーションまで途中休憩込みで6h30くらいで350rs(円)でした!破格!
帰りはウッタラカシバスステーションから不定期
(約1時間に一本との噂)でリシケシー!!って叫んでるバスに乗り込めばOkです!
そして、ウッタラカシバスステーションからシヴァナンダアシュラムに向かう時は、ここトゥクトゥクもローカルバスも全く通っていないので、
そっち方面に行くシェアタクか大型バスに乗るか(だいたい満員、貸切でのれない)
自分は早々に諦めて、行きも帰りもヒッチハイクをしました笑
行きはバイクのお兄さん、帰りは車のおじさんが乗せてくれました。
行きも帰りもお金断られたので相場がいくらか分からないですが、噂によるとバスは30rs、タクシーは400rsとのこと!
これを読んで道中が嫌-!って方は、
リシケシやハリドワールからタクシーチャーターも可能です!(約5,000rs)
1番安全で快適、確実ですが、個人的にローカルでアドベンチャーな旅路はたまらなく好きなのでチャレンジしてみるのもオススメです!
通りからアシュラムまでは坂を降りてすぐです
着いてから受付で支払いとアシュラムの説明、スケジュールの確認、施設案内があります。
スケジュールやアシュラムの規則などは、前々回紹介した内容と同じなので割愛します!
ちょうどTTC(ティーチャートレーニングコース)の期間だったので、こちらがはTTC受講生用のヨガホールでした。
ヨガバケーションのメンバーはこちらのヨガホールでアーサナクラスや座学のクラスを受けていました。
寝室はドミトリーで4人部屋でした。南インドに比べて涼しい気候だったので、それだけでかなり過ごしやすく、熟睡できました。シャワーもお湯が出てありがたかったです。
洗濯物はこちらも各自で手洗いをして、干していました。
こちらのアシュラムにも生活用品などが購入できるブティック(売店)があるので、不便はありません。またズボンに穴が開いてしまった時、寄付物のズボンを譲ってもらいました。
芝生の中庭では、読書をしたり勉強をしたり瞑想したりと人気のある場所でした。
中庭の目の前はガンジス川です。
リシケシよりさらに上流なので、水はかなり綺麗でした。ガンジス川ビューの生活は空気も音も全てがとても心地がよかったです。
食事は1日2回で、TTCのメンバーとも一緒に食べます。人数も多かったので私語が目立つと、静かに!と注意されていました笑
食事はケララのアシュラムよりも品数が多かったように感じます。特にメインはお米もチャパティも毎日出ていました。
夜はこちらも品数は少なめです
ここでの私のカルマヨガは、ドミトリー周辺の掃除でした。また、TTCが終わったタイミングに全員でアシュラム内の大掃除をしました!
掃除はどこも、ホースで水を大放出して、洗剤をばらまき、ひたすら水をかき出すという作業の繰り返し笑
ガンジス川沿いのサイレントウォークと瞑想、チャンティングはとても気持ちよかったです。
外出可能時間と、金曜日(休日)はアシュラムから出ることができます。周辺には何もないですが、橋を渡って反対側の村に行き散歩をしていました。
長閑な田園風景と、村の人たちのやさしさに触れ幸せいっぱいでした。
南インドのアシュラムは南国ムードに癒され
北インドのアシュラムはガンジス川に癒され
どちらも違った景色が見れて、色々な出会いと経験ができて本当に行ってよかったなと思います。
ここで学んだこと、気付いたことを忘れないように、大切にし続けたいです。
またいつかアシュラムに戻ってきたいなって思います。他にも色々なところにあるので制覇もしてみたい!まだまだやりたいこと行きたいところたくさん!
この人生は一度きり!やり尽くすぞ〜
ちなみにウッタラカシから更に5時間ほど上流に上がっていくとGangotriというヒマラヤ山脈の麓にあるガンジス川の源流に辿り着きます!
ここでトレッキングができますが、冬は雪で交通止めになるので、シーズン中のみです!アシュラム滞在の前後や金曜日の休日に日帰りで行くのもありですね。
雨季のインド(5〜8月)は、日中40°近くなって日差しも強く外はサウナ状態なので、避暑地である北のヒマラヤ山脈の麓に行くのがオススメです。
インドのアシュラム編はこれで終わりです🔚
読んでいただきありがとうございました!
またエジプトのことや、今まで行った国の情報を載せていきます。是非周りの人にもシェアしてもらえると嬉しいです!
それではバーイ