【ザ・ロンギング】「孤独」の中で生まれた「切望」の先は…
ザ・ロンギング
いやー、この絵と雰囲気に激しく惹かれまして…
自キャラはこの「シェイド」ちゃん。
王様が目覚めるまで、ひたすら地中で過ごすことを命じられた。
王様が目覚めるのは、400日後。
しかもこの400日という時間はリアル時間とリンクしている。
一度起動すればゲーム内の時間はゲームを閉じている間も進むんで
買って起動して400日間マジ放置してもエンディングは見れる。
そんな特殊な期限付き超放置ゲーム…ではない。
シェイドは動ける。
なんせ400日間もあるんだ。
洞窟内を探索したっていいんだ。
探索していくといろいろイベントも起きるし
珍しいものを見つけることもある。
色々見つけて部屋を豊かにすると…
あれ?時間の進み方が…
リアル1秒がゲーム内時間で10秒とかになってくれる。
どうやらこの400日というのは
シェイドの体感時間も関係しているようだ。
体感時間は最初はリアル時間にリンクしてるんで
「何もしなければ」マジで400日過ごさなければならないけど
楽しいことをしてると時間って早く過ぎるよね。
楽しいことは主に自室にある。
自室だとこの「体感時間」が影響して早く過ぎてくれるんで
ゲームを閉じる時は部屋で本を読ませたりしてあげるといいYO
シェイドの歩みはとてもゆっくりなので
初めは探索でいらいらするかもしれないけど
一度行った場所ならポイントを記憶しておけるんで
「今日はここに行きたい」ってすると勝手に歩いて行ってくれる。
放置ゲームでもあるけど
実は「探索ゲーム」でもある。
このゲーム、400日かかるのにマルチエンディングです。
エンディングの数は5種。
そのうちマジ400日必要なのは1種だけなので
ほとんどのエンディングは400日たたなくても見れる。
でもまあ、せっかくだから
この孤独の中、ゆったりと探索と変化を楽しもうじゃないか。
なんなら…王様の命令を無視して外の世界への道を探したっていいんだ…
「孤独」と共に「自由」も与えられたプレイヤーが
このゲームとどう付き合うかはそれこそ自由。
普段は追われた時に意識することが多い「時間」というものを
ものすごく感じさせられる。
この世界を体験してみたいと思った方は
シェイドと共に地下に入り込んでみないかい?
時間に追われてる人にこそやってみてほしいゲームです。