【Contraband Police】#19 止められない
はいはいよー
やあ、お姉さん。
…銃もってけ指令か…なんだっけ?
ああ!ヒャッハー輸送か!
相変わらず「お前はもう死んでいる」言うとるわ。
このヒャッハーモヒカン。
字幕には出ないけど「ヒャッハー」うっせえわ!
俺には前世の記憶があるんだよ…
ここの武器はマシンガンで「人も車も撃ちまくる」だ!
黙ってろ!ヒャッハーモヒカン!
黒煙吹いてるけどまだ車は大丈夫そうだけどな…
銃声…
うちの車、停まったな…
来たか…
…君のそのセリフさ…
前世でもちょっと思ってたんだよね…
だから…………
これが俺の答えだ!
俺、凄すぎね!?
前世のダークヒーロースナップと
双璧成すくらいのかっこよさなんですけど!?
だって交渉してた人は武器は手にしてなかったけど
すぐそばにあんなの持って待機してる部下居たんだよ!?
オベランコフもビビるわな…
つわけで、ビビってるオベランコフに
前世でも聞きたかったことを聞くわ。
俺「俺の人生の何が『みだら』だっての?ん?」
オ「え、いや…独りで来て俺の部下皆殺して身ぐるみ剥いでるし…
なんかやけに上官にかわいがられてるって聞くし…」
俺「前半は認めるけど、後半どういう意味?
『みだら』って言葉の意味わかってるよね?
なんかそういう感じの噂でも流れてんの?
反乱軍の中で。あぁ!?」
オ「いや!期待されてるっていうかそういうので!
決してその…!」
とかやってると、しれっとボルコフ軍曹来たんだろうなー…
つか軍曹乗ってなかったのかよ。それに驚きだよ。
「この車は長く持たない」とか言ってたけど無線?
どこで見てたんだよ。
まあうちの総監も訓練の時
「どっから見てんの!?」って声かけてきてたしな…
謎のハイテクがあるのかもな…
そして俺は
国境警備に戻って
何事もなかったかのように業務をこなすのだった…
Contraband Police
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