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上海(Shanghai) -変わりゆく風景-

今の上海をフィルムに焼き付けたい―
確か、2002年あたりだった気がする。
友人の写真家が言ったセリフ。

当時は上海万博に向けて、街全体が開発されている最中でした。
路上の暮らしが消えて、急激な近代化が推し進められていた時期。

失われていくモノ、作り上げられていくモノが交差する。
上海には他に代えがたい景色があった…らしい。

結局、僕が上海を訪れたのは2010年のこと。
当時、趣味だったカメラ。
懐かしい写真が出てきたので、とりあえずUP。
サクッと写真を見ていただければ幸いです。

内部リンク:上海(Shanghai) -変わりゆく風景・another side

上海風景|①南京東路歩行者通り

僕が上海を訪れたのは、2010年の秋。
当時は上海万博の真っただ中。
昔からの上海らしい風景は失われた後のこと。

それでも、当時の僕にはすべてが新鮮に映った。
泊まったホテルは「上海大酒店(Grand Central Hotel Shanghai)」

活気と騒音、人々が放つエネルギー。
そして、湿った雨。
気が付けば、そこは上海。

上海は活力と喧噪が良く似合う。
僕が見た上海は雨に濡れた街…。

飲食店のレベルは総じて高く、甘く濃厚な味付けが楽しめた。
東坡肉(トンポーロー)に小籠包、上海蟹は何度食べても飽きない味。

日本人としては、カロリーや脂肪分が気になるところ。
上海では、どこの店でも必ず濃いめのお茶が供される。
油のしつこさを流してくれた。

上海風景|②朱家角

朱家角は水郷の街。
宋と元の時代の合間に栄えたとされ、独特な雰囲気が街を包む。
美しい水の都といった風情が味わえる場所だった。

カメラとの相性も良く、撮りごたえある景色の連続。
遊覧船には必ず乗るべきかと思う。
ただし、料理はクセが強く、好き嫌いが明確に分かれる。

上海風景|③蔓楼蘭(マンロウラン)

せっかくの上海。
チャイナドレスが欲しくなり、蔓楼蘭(マンロウラン)を訪問。
蔓楼蘭は、地下鉄10号線(徐虹線)陝西南路駅から徒歩3分。

高級でモダンなブティックといった雰囲気の店。
洗練された印象で、ドレスの選択肢も豊富でした。

上海風景|④豫園

豫園は東京で例えるなら、浅草といった感じの場所。
観光客向けの店が雑多に立ち並ぶ。
いかにも観光地といった風情で、特に見るものはない。

その中で、立ち寄った中国茶の店。
ここだけは当たりだと感じた。
数多くの中国茶を楽しみつつ味わえました。

上海風景|⑤新天地

新天地は21世紀に入って作られた街。
なんでも、新天地で店を構えるのは、上海人として成功の証らしい。
一種のステータスとなっているそう。

新天地も観光地のようになっているが、洗練され雰囲気がある。
僕の好みに合うと感じた街。

上海風景|⑥外灘

上海らしい景色といえば、外灘エリア。
特に夜景に関しては、有名すぎるスポットに。

上海を代表する場所であり、シンボルともいえる場所。
国家レベルで作り上げられた街。

まとめ:上海の風景はこれからも変化し続ける

結局、上海を訪れたのは2010年。
変わってしまった後の上海だった。

ここからも変化を続け、現在は世界経済にも影響を及ぼす都市に。
2022年、上海はロックダウンされて活動が止まっている。

活動が再開された後、上海はどのように変貌していくのか。
上海の活気と喧噪に想いを馳せてしまう。
それが上海…。

関連記事:上海(Shanghai) -変わりゆく風景・another side

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