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厚生労働大臣会見概要(令和6年9月6日)

北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士です。

北海道小樽市にある「つるき社会保険労務士事務所」で特定社会保険労務士として社労士業務を行っております。

先日の武見厚生労働大臣の定例会見について要約してみました。

武見大臣会見概要(令和6年9月6日)

1. 賃金動向について

武見大臣は、7月の毎月勤労統計調査速報値を発表し、名目賃金が前年同月比で3.6%増加、実質賃金も0.4%増加したと報告しました。
この賃上げの要因としては、31年8ヶ月ぶりの高い所定内給与の伸び(2.7%)と、特別給与(賞与)の増加が寄与しています。
また、地域別最低賃金が過去最高の引上げ額(全国平均で1,055円)となり、非正規雇用や中小企業にも好影響が出るとしています。

2. 労働経済分析について

「令和6年版 労働経済の分析」が閣議に報告されました。
今年のテーマは「人手不足への対応」で、介護分野や小売・サービス分野でICTや機械化が労働効率化に寄与することが示されています。

3. 男女賃金格差について

記者からの質問に対して、武見大臣は地域による男女間の賃金格差があることを指摘し、地域ごとの課題分析が必要と述べました。
また、女性活躍推進法に基づく取組や企業の行動計画策定を支援し、男女間の賃金格差是正に向けた努力を続ける方針を示しました。

4. 長崎の被爆体験者に関する協議について

長崎の被爆体験者に対する課題解決に向け、総理の指示を受けた協議が行われていることを報告。
長崎県および市と緊密に連携し、早急に解決策を模索していますが、具体的な結論については未定です。

5. 新型コロナワクチンと突然死について

新型コロナワクチン接種後の突然死について、207件が死亡認定されていることに対し、武見大臣はワクチン接種と突然死の関係性については明確に解明されていないと回答。
健康被害救済制度は個別審査に基づき行われており、ワクチンの安全性に関しては専門部会で評価が行われていると説明しました。

6. mRNAワクチンと輸血の安全性について

mRNAワクチン接種者の血液製剤の安全性について、現時点で問題が報告されていないとし、厚労省は常に慎重に情報を収集し、万全を期していると述べました。

全体的に、武見大臣は賃金改善や労働環境の課題に前向きな姿勢を見せ、地域や分野ごとの対応策を進めていることが強調されました。

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