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社労士の勉強会(研修について、子育て支援)に参加した話

北海道在住のコンサポ登山社労士のkakbockです。

先日、社労士の先生たちによる有志の勉強会の7月例会に参加しました。

この会は毎月1回、平日の夜に約2時間、参加している社労士の方や外部講師の方がそれぞれ1コマ1時間の講義を行っているものです。

時々、講師が決まってないので、ぜひ立候補を!とのメールが来るのですが、その他登録の私としてはまだお話しできるようなネタがなく、まだ講師はできていない状況です。

7月の例会は、キャリア・コンサルタントとして、数多くの研修講師をされている先生による、「効果的な研修のやり方」についての講義と、社会保険労務士の先生の「子育て支援」についての講義でした。

(1)効果的な研修について

一つ目の講義は、研修の講師として活動されている先生による研修のやり方についてのものでした。

研修を行うための基本的な知識(エビングハウスの忘却曲線、メラビアンの法則など)から始まり、まずは、研修を行う際に、小道具を使うとか、ちょっとしたゲームを行うなどのテクニックを学びました。

それから、ただ聴くだけとか、普通のグループ演習だけでなく、体を動かして行うものなども教えていただきました。

一番印象に残ったのは、受講者それぞれのレディネス(心の準備態勢)を調査把握して、そのレディネスに応じた研修を行うべきという話でした。

私も職場でいろいろな研修を受けましたが、この研修は楽しかった!と思えた研修はほぼなかったと思います。

それは、レディネスがバラバラな職員をひとくくりに同じ研修を行っているからで、各人のレディネスを調査(そういうテスト?があるそうです)し、それぞれの段階(無関心期、関心期、準備期、実行期、維持期)に合わせた内容の研修を行うことで劇的に効果に違いがあるとのことでした。

これについては、私も研修やセミナーの講師には興味があるので、おいおい勉強しておきたいと思いました。


(2)子育て支援

2つ目の講義は、子育て支援についてのお話でした。

社会保険労務士の先生による講義だったのですが、シングルファザーであるご自身の経験を踏まえての、社労士としての子育て支援へのかかわりについて講義をいただきました。

まず、いわゆる「小1の壁」の問題についてのお話がありました。

「小1の壁」とは、共働きの家庭で、それまで保育園にお子さんを預けていた時は、親が出勤時に当該施設に預け、退勤時にお迎えに行くというサイクルだったのが、退勤前に小学校の授業は終わって下校しちゃうので、親が帰ってくるまで、小学校上がりたての子どもが一人で家で待っているのか?との問題です。

学童保育(放課後児童クラブ)が一番利用されると思いますが、預かってくれる時間帯と日曜・祝日は利用できないなど(施設によって異なります)の問題があり、万能ではないため、各家庭での状況に応じた対応(祖父祖母の協力など)が必要となります。

特に、シングルファザーやシングルマザーの場合はさらに大変だと思いますので、それを社会保険労務士として、勤務する会社を通じて何らかの支援ができるのではないか、との問いをいただきました。

また、「ステップファミリー」についてのお話もありました。

私は初めて聞いた言葉だったのですが、「ステップファミリー」とは、いわゆる「子連れ再婚」のことだそうです(「step」は「進歩」「段階を踏む」という意味でない)。

この「ステップファミリー」に対しても、社会保険労務士として何ができるのか、この言葉を知ったことで、できることを考える範囲が広まったと思います。

今回の7月の例会も、自分ではなかなかたどり着かない情報だったので、新たな気付きを得られました。

若干眠い中、参加して本当によかったと思いました。

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