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社労士試験合格発表の日の私②(登山開始~山頂)
北海道在住のコンサポ登山社労士のkakbockです。
私は、令和3年度の社会保険労務士試験に合格しました。
令和2年度の試験を受験したのが初めてだったので、2回目での合格でした。
今回は、令和3年度社労士試験の合格発表日の様子について、続きを書き留めたいと思います。
当日の途中まで、前回の話は以下に書き留めてあります。
本試験当日の様子は以下に書き留めてあります。もしよければご覧ください。。
(1)自宅から登山口まで
朝、7時前には自宅を出発し、高速道路は使わず一般道を通って、自宅から約80㎞のところにある本日の目標の山に向かいます。
朝早い時間なので、平日ですけど道路は空いており、非常にスムーズに走行できました。
この日、意向をしていた山は、伊達紋別岳という700mほどの低山で、手前にも一つ700mの山(前紋別岳)があり、山頂から山頂までの登山道(稜線といいます)を通ります。
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これぞ稜線!という写真がなかったのですが、こんな感じです。。
ちなみに、登山では、この稜線歩きが一番好きです。いや全部好きですけど。
登山口に向かう途中のコンビニで、買い物しつつトイレをお借りし、登山口には8時半過ぎに到着しました。
(2)登山口から登山開始
登山口に到着し、結構な台数が停められる駐車場に駐車します。
普通の靴から登山靴に履き替え、トレッキングポール(登山用のストック)を用意したり、車の横で登山の準備をします。
その時点では官報に合格者の受験番号が公表されてるはずで、HPでも官報を見ることができるはずでしたが、不合格を確信していたので、この時点で確認はせずでした。
諸々の準備が終わったところで、登山を開始しました。
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北海道の10月下旬なので紅葉が大分進んでおります。なんなら紅葉も終り頃です。この山は私の住むところよりは南の方なので、この時期はまだ紅葉真っただ中といったところでしょうか。
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(3)山頂まで
この時点でまだ9時前だったと思いますが、合格発表のことは忘れていました。
雲が多くなってきましたが、気分良く山歩きを楽しんでいました。
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このあと、気づいたら(スマホを見たら)10時くらいになっていました。
もう合格発表が始まってるなと思いましたが、ホームページを見る気はなく、とにかく登山を楽しんでいました。
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前紋別岳を経由して、稜線歩きを楽しみながら、目的地である伊達紋別岳山頂に到着しました。
(4)伊達紋別岳山頂
登山道のあるような山の頂上には、何らかの山頂標識があります。
山の名前だけが書いてある、表札みたいに簡単な山頂標識もありますが、伊達紋別岳には立派な看板形式のものがありました。
下に置いてある「おつかれ山!」がかわいいです。
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この時点で11時半くらいだったので、まずはお昼ご飯を作って食べました。この時は完全に合格発表のことは頭にありませんでした。
ガスストーブ(キャンプで使うようなガスバーナー)で、メスティンという調理用の器具を使って、ラーメン(棒ラーメン)を作りました。
キャベツとウインナーとブナしめじは、入れるだけの状態でビニール袋に入れて持ってきました。
山頂で食べるご飯がおいしいんですよね。何を食べても。
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お腹が満たされたあとで、コーヒーを飲んで至福の時を過ごしていたところ、思い出しました。合格発表のことを。
不合格を確信していたので、不合格を確認して、来年に向けて頑張るぞ!ということを山頂で決意して下山しようと思いました。
で、12時過ぎでしたが、社会保険労務士試験ホームページの合格発表ページの受験番号一覧の「北海道」ページを見たところ、
その中に見たことがあるような数字が・・
あれ?もしかしてと思い、スマホに保存しておいた受験票の写真をみたところ、私の受験番号は「010100331」。
一覧を見ると、この番号があるように見えます。
5,6回確認しましたが、やっぱりあるように見えます。
そばにいる妻に、確認してもらったら、間違いないようです。
すぐには理解できなかったのですが、「労一が一点救済されたんだ!」ということに思いが至り、奇跡が起こった!と思いました。
合格を確信したときに真っ先に考えたことは、「もう社労士試験の勉強をしなくて良いんだ」ということでした。
どうしてよいかわからず、とりあえず、いつ以来かもわからない「ガッツポーズ」をしてみました。なんかぎこちないというか、慣れてないというか、不自然ですね。。
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下山は、今まで経験したことのないような、高揚感がありました。
信じられないという気持ちで、フワフワしているというか。。
合格後は具体的に何をするかなどはまだ全然考えられませんでした。
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無事下山し、車で帰宅しました。
帰宅後真っ先にしたのは、念のための合格の確認でした。何回確認しても信じられなかったんですもの、、
ちなみに、労一は1点救済で、合格率が近年では高めの7.9%でした。
伊達紋別岳は、一生忘れられない山になりましたという話でした。
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