厚生労働大臣会見概要(令和7年1月21日)
北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士です。
北海道小樽市にある「つるき社会保険労務士事務所」で特定社会保険労務士として社労士業務を行っております。
先日の福岡厚生労働大臣の定例会見について要約してみました。
福岡大臣会見概要(令和7年1月21日)
1. 年金制度改革について
記者の質問: 年金制度改革で「マクロ経済スライド」の早期終了を検討しているとの報道について。
大臣の回答: 現在、基礎年金の水準確保に向けて議論を進めているが、具体案はまだ決まっていない。関係者と調整を続けていく。
2. WHO脱退に関する米国の動き
記者の質問: トランプ元大統領がWHO脱退を進める大統領令に署名した件について。
大臣の回答: 事実確認中であり、確認後に改めて対応を考える。
3. 高額療養費と保険料軽減の説明
記者の疑問: 保険料軽減と言いながら、実際には軽減されないのではないか。
大臣の説明: 高額療養費の見直しによって、社会保険料の負担軽減を図る。ただし、見直しで生じた財源が直接的に保険料軽減に使われるわけではない。結果として負担が増えないよう配慮している。
4. 大阪高裁の判決(障害者の遺失利益認定)
記者の質問: 障害者に健常者と同額の遺失利益を認めた判決への意見。
大臣の回答: 判決内容を精査し、改めてコメントを行う。
5. 新型コロナワクチン健康被害救済制度の進達不備
記者の質問: 岐阜県関市で健康被害申請が厚労省に進達されていなかった件について。
大臣の回答: 非常に遺憾である。制度運営の確認・点検を自治体に周知し、再発防止を徹底する。
6. かぜ症候群の感染症対策
記者の疑問: 急性呼吸器感染症(ARI)にかぜ症候群が含まれることについての現実性と方針。
大臣の説明: 流行状況を把握し、感染対策を実施するための施策。これによりかぜの流行防止を目指すものではない。従来の説明を踏まえ、ARIが5類感染症の対象になると認識している。
7. その他の確認事項
記者の追及: 大臣が事務方から受けた説明内容の具体性について。
大臣の回答: ARIが5類対象に加わる説明は受けており、詳細は事務方の説明を基に理解している。
全体として、大臣は多くの質問に対し「検討中」や「確認後に対応」といった慎重な姿勢を示しました。特に、保険料軽減や感染症対策については、国民への分かりやすい説明が求められる場面が多かったように感じられます。
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