【気になった新聞記事】早期退職募集1万人超～上場企業の24年､黒字でも構造改革

2025年1月19日 07:17

北海道在住の鶴木貞男＠コンサポ登山社労士です。

北海道小樽市にある「つるき社会保険労務士事務所」で特定社会保険労務士として社労士業務を行っております。

先日の日本経済新聞で、「早期退職募集1万人超～上場企業の24年､黒字でも構造改革」という記事を読みました。

2024年、先進企業の早期退職募集が1万人を超え、3年ぶりの高水準となりました。

東京商工リサーチの調査によれば、早期退職を募集した企業は先行比39％増の57社、募集人数は1万9人に達しました。

この増加の背景には、デジタル化の進歩に伴う人材の新陳代謝と収益力向上への取り組みがあります。

注目すべきは、募集を実施した企業の6割が直近決算期の最終損益が黒字の企業である点です。

21年は黒字企業の割合が44%だった中で、2024年は好収益企業でも積極的に構造改革を進めています。

今後の動きは、収益力を維持しつつ新たな事業機会を探る企業の戦略的対応を示しており、2025年以降も早期退職募集が高水準となる可能性があります。

この記事を読んで、社労士として感じたのは、変革期における人材管理の重要性です。私自身も、「一歩一歩の努力」を胸に、企業や従業員を支え伴走していきたいと思います。

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