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【気になった新聞記事】北大キャンパス SDGs実験場~古い建物、リノベーションで機能向上

北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士です。

北海道小樽市にある「つるき社会保険労務士事務所」で特定社会保険労務士として社労士業務を行っております。

先日の北海道新聞で、「北大キャンパス SDGs実験場~古い建物、リノベーションで機能向上」という記事を読みました。

北大キャンパスのSDGs実験場としての挑戦


北大キャンパスの挑戦:持続可能な開発目標(SDGs)への貢献

この記事は、北海道大学がキャンパスを「社会実験の場」として、持続可能な開発目標(SDGs)に向けた取り組みを進めているというものでした。

この取り組みは、環境保護とエネルギー効率化を目指し、新築や改修を通じて施設の機能向上を図るものです。

具体的には、消費エネルギー量を半分以下に抑えた新研究棟の建設や、古い建物のリノベーションを行い、再利用を進めています。


具体的な取り組み内容

1997年に自然豊かなキャンパスを継承するための「キャンパス・マスタープラン」を策定し、2008年には「札幌サステイナビリティ宣言」が採択されました。

そして、2030年までのSDGs達成を目指して、2018年にマスタープランを改定し、学長をトップとする推進機構を2021年に発足させました。

この推進機構により、昨年2月には「北キャンパス総合研究棟8号館」が完成し、エネルギー消費量を55%削減することに成功しました。

新研究棟の設計には、窓の配置や自然光の利用など、省エネルギーに配慮した工夫が随所に施されています。

例えば、直射日光の入りやすい東西側を避けて南北側に窓を集約し、日差しを適度に遮るひさしを設置するなど、細かな工夫がエネルギー効率を向上させています。

また、広い吹き抜け空間を設けることで、自然光や風が全体に届くようにしています。


北大の社会貢献と課題

北大の積極的なSDGsへの取り組みは、英教育専門誌の「THEインパクトランキング2024」で国内1位に評価されるなど、社会的な貢献度が高く評価されています。

しかし、歴史あるキャンパスゆえの課題も存在します。

築25年以上が経過し改修が必要な施設が全体の約3割に上り、対応を迫られています。

解体による廃棄物の環境負荷や、財政面での制約も大きな課題となっています。

そこで、古い建物を改修して機能性を高めるリノベーションが考案されました。

昨年9月には、1901年に建てられた「旧札幌農学校昆虫学及び養蚕学教室」を改装し、レトロな外観を生かした「北海道ワイン教育研究センター」を開設しました。

また、会議室とレストランとして長年使われた建物を改修し、高速インターネットを整備したワーキングスペース「エンレイソウ」として再生されました。


環境問題への取り組み

北大は総合地球環境学研究所(地球研)と連携協定を結び、環境問題に関する共同研究も進めています。

プラスチックごみ問題や地域での自立したシステム構築の研究など、地球規模の課題解決に向けた取り組みも行っています。

これにより、北大は今後もSDGsを大学全体に広げていく上で、外部との共同研究を含む新たな変化が必要とされています。


感想など

北海道大学のSDGsに向けた取り組みは、全国の大学のモデルとなるべく進められており、その努力と成果は大いに評価されています。

今後もこうした取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に向けた道を切り開いていくことを期待しています。

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