厚生労働大臣会見概要（令和6年10月4日）
北海道在住の鶴木貞男＠コンサポ登山社労士です。
北海道小樽市にある「つるき社会保険労務士事務所」で特定社会保険労務士として社労士業務を行っております。
先日の福岡厚生労働大臣の定例会見について要約してみました。
福岡大臣会見概要（令和6年10月4日）
1. 閣議について
大臣からの特別な発表はなし。
2. 重点的に取り組む施策
厚生労働省の役割は国民の生活を支えること。
石破総理から「多様な人生の選択肢に対応する社会保障制度の構築」の指示を受け、働き方の多様化に対応するための年金制度改革や高齢者の就労支援、リ・スキリング（スキルの再習得）に注力。
社会の変化に合わせて、全世代型社会保障制度の構築を目指す。
武見前大臣の引き継ぎについては、医療DXやユニバーサル・ヘルス・カバレッジなどの施策を尊重し、引き続き取り組む姿勢。
3. 経済対策に関する対応
総理から物価高の克服や地方経済の成長、中小企業の賃上げ支援、低所得者への支援を指示された。
厚生労働省としてもこれらの指示に基づき、具体的な施策を検討中。
4. 新型コロナワクチンに関する問題
レプリコンワクチンに関して、ワクチン接種者から他者に感染する可能性があるとの懸念について、科学的根拠がないと説明。
安全性や有効性は薬事承認で確認されており、厚生労働省のウェブサイトで情報を提供中。
5. 薬価改定に関する方針
薬価改定については、国民の負担や薬の安定供給、イノベーションとのバランスを重視し、関係部署と協議を進める考え。
6. パンデミック条約に関する姿勢
強制措置を盛り込む方針については確認していないが、各国の自主的な判断を妨げない内容であるべきと考える。
国際的な感染症対策の強化には積極的に貢献していく方針。
7. 薬害防止への取り組み
薬害再発防止については、医薬品の安全性と有効性の確保に最善を尽くす姿勢。
レプリコンワクチンに関しても、副反応や懸念については専門家による評価を続け、必要に応じて適切な対応を行う。
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