厚生労働大臣会見概要(令和6年8月27日)
北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士です。
北海道小樽市にある「つるき社会保険労務士事務所」で特定社会保険労務士として社労士業務を行っております。
先日の武見厚生労働大臣の定例会見について要約してみました。
武見大臣会見概要(令和6年8月27日)
1. 国立健康危機管理研究機構の設立
令和7年4月1日に設立予定の「国立健康危機管理研究機構(JIHS)」の理事長に、パンデミック対応の専門家である國土典宏氏が指名されました。
2. 令和6年版厚生労働白書の報告
今年の白書では「こころの健康」をテーマに、現代社会における多様なストレスとそれに対する取り組みをまとめています。
3. 小林製薬の対応と機能性表示食品の規制強化
機能性表示食品に関する規制を強化し、9月1日から健康被害の情報提供を義務化しました。また、健康被害に関する調査と分析が進められています。
4. 自殺予防週間
9月10日から16日までの自殺予防週間に向け、啓発活動や相談体制の拡充を強化します。
5. タイ出張
8月28日から30日までタイを訪問し、保健大臣らとの会談や医療機関の訪問、シンポジウムに参加します。
6. 被爆体験者の対応
長崎県・市と協力して、被爆体験者の問題解決に向けた具体的な対応策を検討中です。総裁選不出馬の影響は特にないとしています。
7. 障害者の就労継続支援A型事業所の閉鎖問題
全国で多くのA型事業所が閉鎖され、障害者が解雇されている現状に対応するため、地方自治体との連携を強化し、再就職支援を進めています。
8. 元日本兵の戦争トラウマの調査
戦争中に戦傷病者と認定された元兵士を対象にした調査が進行中ですが、家族からは調査対象の拡大を求める声もあります。今後、対象範囲の検討が進められます。
9. 薬害問題への対応
過去の薬害事件を教訓に、再発防止に努めています。特に医薬品の安全性と有効性の確保に注力し、今後も取り組みを継続する姿勢を示しています。
10. 新型コロナワクチンの死亡事例
新型コロナワクチンによる死亡事例についても、真摯に対応していく意向を強調しました。
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