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エリザベス女王杯(G1)
天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念と続く古馬3冠のG1ロード。主にクラシックを戦った3歳馬と歴戦の古馬との決戦の場である。
だが今年の3歳牡馬はどうだ。
皐月賞馬は牝馬に簡単にひねられ、ダービー馬も早々と離脱、菊花賞馬ワールドプレミアもいるが、ワンパンチ足りない印象で、毎日王冠で古馬を切って捨てた鬼脚ダノンキングリーはマイル路線だ。
古馬を見ても、ジャパンカップではワグネリアン、レイデオロが人気の中心になるだろうという低レベル。有馬記念にはフィエールマン、キセキ、ブラストワンピースが控えてはいるが、海外帰りで本気度が低いのは周知の事で、アーモンドアイのような主役を張れるレベルではない。
やはり、欧州最強牝馬エネイブル、豪州最強牝馬ウインクス、日本でも現役最強馬アーモンドアイ、宝塚記念やコックスプレートで牡馬を蹴散らしたリスグラシューに見るように今年は確実に牝馬の年である。
そう考えると、アーモンドアイのいない有馬記念を穴埋めするように、対リスグラシューの筆頭候補と言える無敗のオークス馬ラヴズオンリーユーが誕生し、そのラヴズオンリーユーが使い分けで回避した秋華賞で2番手候補のクロノジェネシスも名を挙げた。
ならばここはラヴズオンリーユーでいいのではないか?
とふと思ったが、1週前のデムーロ騎乗の追いきりで派手な時計を叩き出したのが引っかかる。休み明けで秋華賞を回避してまで望むG1なら、慎重になるのが当然で、過剰な人気は避けたいところ。天邪鬼な私にはどうも人気をわざと集めているようにしか思えない。
いくらノーザンファームの高額馬を買ってくれたといってもまだまだ振興馬主、いきなりのクラシック制覇、無敗のオークス馬で上等ではないか?まだ3歳馬、箔を付けるのは来年だってあるし、海外遠征だってある。
狙いはスミヨン騎乗◎ラッキーライラック
惜敗続きでやっと順番が回ってきたクロノジェネシス同様、アーモンドアイの同期で惜敗続きだったラッキーライラックの順番が回ってきたと読む。休み明けを一回叩いてスミヨンでG1ならば買いの一手だ。
一回叩いてスミヨン騎乗、そして京都外回りで絶好の内枠ならば、不調のデムーロで休み明けの3歳馬が負けても言い訳は立つ。
昨日の武豊同様、スミヨンが直線で抜け出して内に入り、デムーロが外からわずかに届かず2着というのが。内外の位置取りの差だけで負けて強しのシナリオだろう。