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フィエールマン、サートゥルナーリアが宝塚記念に向かうのならば、ルメールファーストによる使い分けからアーモンドアイの本気度を考える。ヴィクトリアマイル(G1)



東京11R 第15回ヴィクトリアマイル(G1)

◎アーモンドアイ


3歳で史上5頭目の牝馬三冠を取り、返す刀で牡馬の古馬勢をぶった切り、明け4歳の春にはドバイで国際G1をももぎ取った現代の名牝である。


ドバイ帰りで臨んだ安田記念は、海外帰りという言い訳を持ちつつ、同クラブのインディチャンプの担ぎ上げに加担するためだけの出走だったようだ。


その後予定していた天皇賞で順当勝ちを収めた後は、香港カップを目指したが発熱で回避し、再度「発熱後」という言い訳も持ちつつ、有馬記念ではリスグラシューの格上げに一役買った。暮れの荒れた中山の2500mの消耗戦などはなから眼中になかったはずだ。


今年もドバイから始動のはずだったが、新型コロナの影響で中止となり、日本でのレース選択となったが、安田記念には同クラブのインディチャンプが、宝塚記念にはルメールを主戦とするフィエールマンとサートゥルナーリアが参戦を表明しており、いわゆるこのヴィクトリアマイルしか選択肢がなかったと見える。


おそらくヴィクトリアマイル後は、秋まで休養するしかない羽目になるので、ここは本気度100%だろう。それは、同クラブのプリモシーンにレーンを配したことで、会員への配慮が見て取れる。また、レーンへの配慮は、twitterでもつぶやいたが、昨日の京王杯SCで万全であろう。


走らせる側、すなわちノーザンファーム側に立てば、アーモンドアイの春のG1獲りはここしかないはずだ。相手は直前のtwitterで。



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