重賞を中心に大攻勢をかけてきたダノックスの本命馬はどれだ！？乗り替わりや生産を取り巻くバックボーンからひも解く！日経賞（Ｇ２）毎日杯（Ｇ３）
土曜の伏竜Ｓにダノンファラオ、毎日杯にはダノンアレー、日経賞にも夫人名義のミッキースワロー、日曜の高松宮記念のダノンスマッシュと重賞を中心に攻勢をかけてきたダノックスだが、日経賞の前後のレースにも２頭がスタンバイ。いったいどの馬が勝負なのだろうか？
中山１１Ｒ 日経賞（Ｇ２）
◎ウインイクシード
まずノーザン系を見ると、池江厩舎がサトミと金子の２頭出しで気配無し。クラブ馬も鞍上を見る限り勝負掛かりでは無いだろう。社台Ｆ系２頭もしかりだ。
人気のエタリオウ、ミッキースワローも、単勝オッズが示す通りここでがっつり勝負できるという馬でも戦歴でもない。岩田、横山典が人気を形成していること自体が荒れる要素満載である。
荒れる前提で、狙いは人気の横山典の文字通りウラとなる息子の横山武ウインイクシードから入る。
先週の藤井勘、ヒューイットソンの初重賞制覇がテーマだ。親子丼もアリかも？
阪神１１Ｒ 毎日杯（Ｇ３）
◎ダノンアレー
皐月賞トライアルがすべて終わり有力馬も出そろい、時期的には最も手薄なレースとなる毎日杯だけに、ゴドルフィン、ノースヒルズなどの強力な非社台ではなく、元祖非社台の「日高」の生産馬であるダノンアレー狙いでいいだろう。
アロースタッド、ジェイエスの矢野牧場の生産で、当歳セールで１億円超え、おそらくダノックスと共同所有のはず。実に怪しい。