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S&P500はバブルなのか? その問いへの「対処法」を見つけたかもしれない
上がるのか? 下がるのか? どっちなんだい!
日米ともに首脳選びが混迷を極めるなか、相場予測も混乱しているようです。なにしろ、S&P500の黄金時代が終わるとか、S&P500の年平均リターンは11%近くになるとか、アナリストたちは喧々諤々。
この様子なら、なかやまきんに君の上腕二頭筋に訊いた方が……。
とはいえ、株価分析がかしましくなるのも理解できます。2024年はまさに、史上稀に見る「ジェットコースター相場」でしたから。
そんななか、とある投資信託が急速に資金流入を増やしています。日興アセットマネジメントの「Tracers S&P500ゴールドプラス(通称:ゴルプラ)」です。
このゴルプラ、年初から8月までの資金流入額は、月平均約4億円。それが9月は一気に、18億円もの資金を得ているんです。単純計算で4.5倍ですよ。
その名のとおり、S&P500と金(ゴールド)をセット購入できるこの1本。ブラックマンデーの再来を経た投資家たちは、攻守を兼ねる「二刀流」の極みだと認識したのでしょう。
実際、これまでのトータルリターンは、設定からわずか2年弱で+103.69%。ですが、安全資産の金を半分含んでいるので、今後株価が暴落しても耐性は相当に期待できるはず。
ただ、完全無欠に見えるゴルプラにも、ネガティブ因子は存在します。
ひとつは、いまのところNISAに対応していないこと。そして、もうひとつは長期目線でS&P500も金も現在、波の頂点にありそうだということです。
昨日、noteで見かけた記事で、こんな指摘をしていた方がいました。
「勝ちトレーダーは利益を、負けトレーダーは熱狂を手に入れている」
さて、あなたは、どっちなんだい?(私は、少しずつドルコストしてみようかと)
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※本記事は取材対象者の知識と経験に基づいて投資の選定ポイントをまとめたものですが、事例として取り上げたいかなる金融商品の売買をも勧めるものではありません。本記事に記載した情報や意見によって読者に発生した損害や損失については、筆者、発行媒体は一切責任を負いません。投資における最終決定はご自身の判断で行ってください。