![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154812052/rectangle_large_type_2_4606cda4cd9f5336019050a11fa674a7.png?width=1200)
【衝撃事実】NISA口座は理論上、無限に作れるらしい
「NISA口座の開設は1人1口座のみ」
たいがいの証券会社サイトには、そんな記述がされています。これは間違いではありません。ですが、その「但し書き」については、あえて目立たなくしてある可能性があります。
なぜなら、NISA口座は理論上、無限に作れるから。
実際、たしかに「年間で利用できる」のは、1人 1口座だけ。ただし、その年の投資枠はそのまま維持しつつ、「翌年の投資枠」は別の証券会社で運用することは可能なのです。
つまり、毎年、別の証券会社に開設していけば、複数のNISA口座を保持できる——。先日、そんな衝撃事実を、とあるフィンテック創業者から教えてもらいました。
その後、各社サイトを確認したところ、それが可能ということはたしかに読み取れます。当然、回りくどい表現となっているので、それらを解読するのは結構苦労したのですが。
これによって、考えうるメリットは4つ。
各社の新規獲得キャンペーンの特典を獲得できる。
自分にとって、より良い使い勝手の証券会社を見つけられる。
老後資金・教育資金など、用途別に口座を使い分けることができる。
現在の証券会社と銀行が異なる系列の場合、資金移動を最小限にできる。
どれも「そこまでする?」という程度の動機かもしれません。でも、家計事情は個々によって大きく異なるもの。かくいう私もこの事実で解消できる、小さなお悩みはありました。
もうすぐ10月。そろそろ来年の運用にも目を向けていくべき時期です。その際、奥の手として、知っておいて損はない手段といえるでしょう。
なお、これ実行するには、手続きの期限、申請書類のやり取り、積立設定の調整など、気をつけるべきことがいくつかあります。また、保有口座が増えることで管理が煩雑になる可能性も高いはず。ですので、くれぐれもご利用は計画に……。
もしこのハックを利用して、上記4つ以外にいい使い途があったら、ぜひコメントをください!
※こちらはBusiness Insiderのメルマガ(無料)用に用意したコラムです。私は水曜担当になっておりますので、もしよろしければ、こちらのリンクからお申し込みを!