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やんばるアートフェスティバルへ小旅行

沖縄県北部のやんばる各地で開催中の
「やんばるアートフェスティバル」に行ってきました。
美術展はちょっと敷居が高いかも・・・。なんて思っていましたが、十分楽しむことができましたので、おすすめ記事として紹介させていただきます

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今回訪れたのは「やんばるアートフェスティバル」のメイン会場である旧塩屋小学校。場所が大宜味ということで長時間の運転だと気合を入れていたのですが、グーグルマップを頼りに約1時間半ちょい、案外すぐに到着しました。

集落の小さい通りを抜けると、

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な、なんだ、この芸術的ロケーションは。

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今はもう廃校になった小学校なのですが、
この時点でもうすでにアーティスティックな香りがします。

姿勢をただしていざ出陣!(どんだけビビってんだよ)

エントランスで検温と消毒、そして濃厚接触者が出た場合に備えての連絡先を記載して、最初の展示場である体育館に入ってみました。

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な、なんだ、この芸術的体育館は。

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海、近すぎ!

こんな学校に毎日通った子どもたちは建築文化レベルが高くなり過ぎて、生半可な建物では満足できなくなってしまうのではないかと、勝手に心配になってしまいました。

それはさておき展示作品です。

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体育館では主に、やんばるアートフェスティバルの全体の概要や、若手アーティストの作品がまとめられていて、絵画などは実際に購入することもできます。

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彫刻や絵画の中に、実際に使われていたであろう机なんかが並べられててちょっとほっこり。

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舞台の上や、用具室など、以外なところが展示場になっていたりするので、見落とさないよう、こまめにチェックすることをおすすめします。

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KAORUKO 「Animism in やんばる」

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体育館の作品を観賞したあとは、いよいよ旧塩屋小学校の校舎全体をつかった各展示場へ。

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校舎の中心に遊具が置かれていて、そこで自由に遊んでいる子どもたちは、さながら、ぶながや(キジムナー)のよう。

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ちなみに「やんばるアートフェスティバル」は年齢制限はありません。子どもから大人まで楽しく参加することができます。しかも無料。

最初に覗いてみたのはあのジミー大西さんの展示場。

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画家として国内外から高い評価を受けているのを知っていて、その作品もテレビなどでは見たことがあったのですが実物はどんなものかととても気になってたんです。

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間近で観て気がついたのですが、一つの色の中にいくつもの絵具が混ざっていて、筆がとても力強い印象がありました。
グッグッグッとした色使いというか。

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あの迫力をカメラで捉えることはできないのが残念です。
生で観賞したらわかると思います。

展示場となっている教室の窓にミスノンか何かで書いた落書きがありました。

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きっと塩屋にもジミー大西みたいな天才小学生がいたのでしょう。
と思っていたら・・・。

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犯人はジミーさん本人でした。

次に入った展示室は

Sirkio Projectさん「Chapter4:Meeting(出会い)」

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北海道のアーティストで、神話や伝承、歴史をテーマにした作品を出している作家とのこと。教室に入った瞬間、スピリチュアルな雰囲気を感じました。

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並べられている泡盛の瓶は御神酒?

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林冠名さん「暮/島」

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寺本愛さん「Coastline」

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丹羽優太「勸酒精 酒精を勧める」

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昔よくあった手書きの映画看板のような怪しさというか、
楳図かずお的というか、ちょっと怖い。

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あまりにも清々しい日々とは?
墨彩画と相まっていろいろ考えてしまいます。
これぐらい描けたら年賀状とか困んないだろうな〜なんて俗っぽいか。

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こういう学校のなんでもないものも、作品に見えてしまいます。

放送室を使った展示室もありました。

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ホテル アンテルーム 那覇 コレクション

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こういうのが飾られているホテルがあるなんて知らなかった。
ランチもやってるらしいから仕事さぼって行ってみようかな。

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染谷 聡 「ミストレーシング  琉球海景美術」

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いろんな教室を出たり入ったりしているうちに、だんだんと校舎全体がアート作品に見えてきます。

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BIGINのギタリスト島袋優さんの作品も

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床に砂が敷き詰められています。

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ウサギニンゲン劇場さん 

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期間中、ライブパフォーマンスもやっているそうです。
どんな音がするのか気になります。

仲程長治さん「空紗美羅」

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まとめ

美術観賞センスゼロの筆者としては、作品に込められた意味を探って内容を理解することはなかなかハードルが高かったのですが、コロナ禍でいろいろとしんどい現実から離れて非日常的な雰囲気に浸るのは心地よい気分でした。

作品を見て心で何かを感じるのもよし、周囲にうんちく語って博識ぶるもよし、わかんなくてあくびしちゃうのも、それはそれでまたよし。
なんたってフェスなのだからあなたのやり方でいろいろ楽しんでください。

「やんばるアートフェスティバル2020ー2021」
会場 :大宜味村立旧塩屋小学校(大宜味ユーティリティセンター)
   : オクマ プライベートビーチ & リゾート 
   : 辺土名商店街 / オキナワ マリオット リゾート & スパ
   : カヌチャリゾート 
   :名護市民会館前アグー像
開催日時:1月23日から2月21日
駐車場:有
入場料:無料
公式ホームページ:http://yambaru-artfes.jp/


展示会のあと
大宜味村の自然食品を使った食堂「笑味の店」にも行ってきました。

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普段は観光客でいっぱいで入れないお店なので入れてラッキ〜。

「笑味(えみ)の店」
所在地:沖縄県国頭郡大宜味村字大兼久61
電話:0980-44-3220
営業時間:9時〜17時
*食事は11時30分〜、ラストオーダー 16時
定休日:火・水・木
駐車場:有
公式ホームページ:https://eminomise.com/