【暮らしぶり美人養成講座 開始~第一回目レポート~】
◇暮らしぶり美人養成講座スタート
8月29日、美容家の河村慎吾先生、表情筋トレーナーの中川みちえ先生を講師に迎え、約2ヶ月間の『暮らしぶり美人養成講座』が始まりました。
受講するにあたり私が掲げた目標は、
・自分の行動、発言に責任を持ち、相手に不安や誤解を与えない心地よいコミュニケーションをとれる人になる。
と、ふわっとしたもの。
それでも、
受講前の座談会でメンバーの前向きな宣言を聞いたり先生方の勢いのあるお話を聞いていたので、
・2か月後、どんな自分と会えるのだろう?
・どんな世界が見えるのだろう?
根拠はないけれどキラキラした未来が浮かび、
ワクワクと躍るココロで当日を迎えました。
◇第一回目の講義で学んだ事
①「場」の空気は自ら作る
②モノの触れ方と自分の触れ方に意識を持つ
① 会場として指定された場所は歌舞伎町。
いつものメイクレッスンの瀟洒な教室とは真逆の荒れ果てた雑居ビル。
どうしてこんな汚い場所で行うのだろう?!
暮らしぶり美人に相応しくない!
昨日までのワクワクした気持ちはとっくになくなり、
埃とゴミと重い空気で充満した部屋の中で
不安な気持ちを抱え講義が始まるのを待ちました。
そんな中最初に与えられた課題は、
「教室内の掃除」でした。
受講生・先生、それぞれ担当場所を割り振り5分で片付けをします。
・なんで私達が他人が汚したところを片付けなければならないの?!
・どうして綺麗な教室を選んでくれなかったの?!
・5分じゃ足りない!!
私の心の声が聞こえたかのように、先生から
「ありがとう、と声に出しながら掃除をして」
と言われました。
すると、
・この会場を使わせてくれてありがとう。
・掃除をする機会を与えてくれて嬉しい。
・この場所が綺麗になっていく喜びをもたらせてくれた事に感謝します。
最初、とげとげしていた気持ちがだんだんまろやかになっていくのが自分でもわかりました。
5分後。
教室内は明るく清々しく優しい空気で満たされていました。
自分がいる場所が自分にあっていない、と感じたら
その場を去るのではなく
その場の空気を自分で創ってしまえばよい。
与えられたモノの中で決められた事をやるのではつまらない、
自分が監督になって、舞台から決めて良い。
たった5分で廃墟からサロンに変化した教室の中で、
「不可能な事ってもしかしてない?」
と感じていました。
②すっかりサロンに変化した教室で、
次に与えられた課題は
「器物の扱い方」
みなさん、毎朝化粧水をつけるとき、意識して蓋を開けていますか?
私は化粧水を手に取る行為、思い出せませんでした。
朝は一分、一秒がが惜しいので、お化粧はできる限りショートカット、時間短縮する方法ばかり考えていて、どんな想いでお化粧をしているか、全く意識していませんでした。
・毎朝のスキンケアの時間を自分を愛する時間に変える。
・化粧水を目の前に、まずは深く深呼吸をしてココロを整える。
・穏やかな気持ちになったところからスキンケアをスタートする。
・化粧水を取る動作一つも映画の一コマの様に。
・化粧瓶に触れる時も赤ちゃんの頬に触れるように優しく愛を込めて。
・もちろん化粧水をつけた手を自分の肌に乗せる時も柔らかく愛おしく。
自分で自分を癒すことができる「セルフラブ」の時間。
先程の「場づくり」と通じますが、自分に触れる手もモノに触れる手も気持ちをのせて行えば自分に返ってくる。
こんなに気持ちが良いのに、かかった時間は自己流のルーティンとそんなに変わらない事にも驚きました。
慌ただしい空気を纏って思考を停止させ、逆に自分で無駄な時間を作り出していたのだ。
毎日の行為をドラマティックに。
自分は自分の人生の主役。
良く聞くフレーズですが、まさにその通りだと納得した今日の講義。
「自分人生」の監督になれば舞台から配役、脚本まで自分の好きなように創ることができる。
講座が始まる前のワクワク感は間違いなかった!
と確信した1回目の授業でした。