【日記】2024年9月27日
人混みの中で小学校卒業以来の同級生をみかけた。
背が高くなったこと以外、艶々の黒髪も聡明そうなお顔も、何もかも昔のまま、紛うことなきあの子だった。
ここ2週間くらい、そろそろ誰かに遇いそうな気はしてたけど、予感の正体はこの子だったのかな。
私はこういう時、話しかけに行けない。
暫くしてあの子はパートナーと落ち合って、どこかに行ってしまった。
帰りの電車、私はまだあの子のことを考えていた。
字の綺麗な子で、習字の授業で好きな言葉を書くという課題が出された時、その子は「一心不乱」と書いた。
憶えているかな。否、憶えてなくても。
あの子は「一心不乱」という言葉と共に生きてると思う。
私は、なんて書いたっけ(笑)