ライブ観に行ったら知らんモブのラブストーリーを聞かせられた話［シャニマスLIVE FUN］

超豪華声優による同人誌読み聞かせ会＋ライブ。

最初に言っておきますが、これは愚痴です。お気持ち表明と言ってもいい。こういうことやり始めると「ああ、これが老害かぁ」としみじみ思うね。
さて、今回は何の話かと言うと去る7月27日、28日に開催されたシャニマスのライブについて。

初期衣装がサブタイとかいうエモさしかないはずのライブ

自分は1stの配信からシャニを観ているシャニPなんだけども、4thとか5.5th、我儘、6thとかが大して好きじゃないタイプ。新曲お披露目会とか揶揄されるライブを周年でやるってどういうことなんじゃいってなもんで、ライブにエモさとか感動を求めてしまうわけです。6thは…楽しかったし、キャストのパフォーマンスは凄かったけど、じゃあ演出は？って言われると特に印象に残ったものはない。
5.5thと我儘も似たようなものだ。我儘とか初日のストーリーいる？あれなに？真乃が急に「我儘なままに！」とか言い出して笑っちゃったよ。
ちなみに5thはめちゃくちゃ楽しかった。Day1は配信だったんだけど、あれは現地にいなかったことを本当に悔やんだ。そりゃあ演出の良し悪しで言えば賛否あるものだったと思うけど、ああいう”新しさ”はすごく輝いて見えた。

さて、そんななか迎えたLIVE FUN。俺は初日はチケットが無く、「いっそのこと何の情報も入れずに2日目初見で行くか」と、全ての情報を断って2日目現地に臨んだ。
そして開幕。と、同時に流れるナレーション。…え？誰？
周りから上がる歓声。戸惑う俺。連番者には「まぁ、そうなるよね。これ昨日もあったから」と情報提供される。なるほど。
しかし、俺の腹の内では得体の知れない感情が首をもたげていた。違うんだが？という否定の感情。
とりあえず、まだよくわからないからそれはしまっておいて…ライブを楽しみましょうや。
そしてライブが終わり、終演のアナウンスが流れ始め、オタク達はみな帰路につき始める。
俺は、セトリとか昔の曲と新しい曲どっちも出してたり、イルミネがてぇてかったり、あの花がスゲー気合い入っててめちゃくちゃ良かったりしたので、大満足してるわけねぇだろうが！！

最初のナレーションと会場の沸き方で首をもたげていた「違うんだが？」はここにきて、違うんだがァ？？？？？？くらい強烈なものへと進化していた。
モブじゃねえか！！なんでライブに来てモブのストーリーなんか聞かせられなきゃなんねーんだよ！！！しかも何！？アニメがテーマのライブなのに、特にアニメ要素ねーじゃねーか！！！最初の5曲だけでアニメがテーマのつもりか！？バカにしてる？？？？
しかも最大の盛り上がりが、モブ同士の告白ってのも意味が分からなかった。そんなもんよりアイドルの皆さんを見に来たんですが～～～～？？？？？モブ同士のラブストーリーとかどうでもいいんですけど～～～～～～～。多分一番イライラした部分はここ。
283プロのプロデューサーとして観に行って観せられるもんがこれってのは一体全体どういうわけなんだ？？？まるで理解出来なかった。
「これはアニメのライブだから、観客はプロデューサーじゃないんだよ」とかそういうことなんだろうか。だったら最初からそう言っとけ。こちとらあのきしょいプロデューサー目線で観たくねーよ。
にしたって入れるもんがモブのラブストーリーなのはマジでセンスが無い。正気を疑う。それが概ね受け入れられていることについても「ハァ～～～～？」という気持ち。プロデューサーとアイドルの掛け合いでも入れとけよアニメがテーマならよ！！！！！！！あれやっていいの二次創作だけだろ普通に。
キャストのパワーに頼りっぱなしのシャニマスのライブだが、今回も例に漏れずキャストのパワーに頼って、意味不明な萎える演出をぶち込んできたシャニマスのライブだった。まぁある意味いつも通りだが、今回はいつもよりひどかった。これだったら何の演出も無い虚無ライブの方が数段マシ。

なんかまぁこういうことをライブ観た後に思ったわけだけど、いやなんか老害って感じか…これが…。と諦観に似た気持ちになっている。
シャニマスのライブって、ゲームとかのシナリオを演出に取り入れるっていうことをほぼしないんだよね。感謝祭くらいか？やったの。
あんなにシナリオが良いのに、それを一番エモく活かせるライブであえてやらないっていうのがなんかもう…うん…。一度やったことはもうやらないっていうのがよく見えるよ、高山。やれよ、ライブでも。
”新しいこと”なら何でもいいって思ってないか。お前とシャニマスやるの、息苦しいよ。

おわり。

あと割と毎度そう(4thとか特に)なんだけど、サブタイは結局なんなの？別にあの衣装着てるわけでもねーし。ちぐはぐだわ。