フリーランスに戻ります
直接やり取りのなかった人にはあまり関係のない話だとは思いますが、2018年11月末で編集プロダクションのプレスラボとの業務委託契約を一区切りすることになりました。2015年6月からだったので、2年半弱。
思い返せば、代表の梅田さんが登壇していたイベントで名刺交換して、オフィスへ挨拶に行ったら、ネットニュースの執筆をお手伝いすることに。それから「社員にならない?」とありがたいお誘いをもらったものの、なかなか踏ん切りがつかなかった私に、業務委託という選択肢を提示してくれたのは、収入が安定しないフリーランスにとっては、本当にありがたいことでした。(たしか正社員を渋ってたのは「夫の扶養の範囲内で」という足枷を自らはめてしまってたからだと思う。それくらい、夫の転勤先で仕事を続けるのは「イレギュラーなこと」と思い込んでたし、思わざるを得ない環境だった。)
入社早々、著名人を取材させてもらったり、大手のオウンドメディア編集を任せてもらえたり、それまで全く縁のなかったジャンルを担当するようになって、専門分野は「興味のあるものならなんでも」だったのが、「働き方、生き方を軸としたインタビュー(ジャンル不問)」くらいに定まった気がする(それでも全然定まりきれてないのはなるべくいろんな分野の話を聞きたいから)。
何より大きかったのは、誰かと一緒に働けること。成り行き任せにひとりでライターをはじめて、これで合ってるのかわからないまま突き進んできたものだから、迷ったときに相談できることがどんなに心強かったことか。それに同世代、ともすると年下が多いくらいだけど、それぞれ得意分野も技能も違ってむちゃくちゃ仕事できる人ばかりで、「じゃあ私が何を強みにできるか」というのを意識するようになった。(プレスラボ出身者が転職じゃなくてほとんど独立する人ばかりなのは、所属時からそれくらい裁量持って働いてるからだと思う)
会社員ほどガチガチに縛られてもいなく、フリーランスよりもちょっと安定してる。ゆるっと話せる仲間もいる、って本当にいい環境だったんだけど辞めるのは、どうにも個人の仕事の割合が多くなって、全然会社に貢献できなくなったからです……(この1年くらいはもうずっとそんな感じだった)
ということで、またフリーランスに戻ります。と言っても、プレスラボ経由で請けてる仕事はそのまま継続しますので、引き続きよろしくお願いします。じゃあこれからどんな仕事をするの?というと、ざっくり
・取材記事執筆
(Forbes JAPAN、“未来を変える”プロジェクト、WORK MILL、Yahoo!ニュース特集、SAKE TIMES、PR Tableなど)
・オウンドメディア編集
(翻訳書ときどき洋書)
・ブックライティング
(『グーグル、モルガン・スタンレーで学んだ 日本人の知らない会議の鉄則』(ダイヤモンド社)ほか、現在2冊進行中)
(※2018年12月現在)
個人的には「なんでもおもしろがれること」がいちばんの強みかなと思っているので、上記以外でもお気軽にご相談ください。(自分が前面に出るよりは、相手を引き出すことが得意です)(でもたまにコラムとか紀行文的なの書きたい欲はある)(よくばり)
ポートフォリオ(Facebookを仮置きしておきます)
問い合わせ先:saci.happyworld (at) gmail.com
というわけで、改めてよろしくお願いします。
(撮影:安井信介)
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