【おうちで子育てキュレーションを楽しもう!シリーズ①】幼児が指を使って遊べる知育アプリを使うと親も楽だよ!の巻
24時間週7日、小さな子どもとお家のなかで過ごすチャレンジがスタートして1ヶ月が過ぎようとしています。「この先、どうなるんだろう…」という一抹の不安もありますが、無邪気でかわいい子どもの存在が、親である私に力をくれることも確かな事実です。
さてさて、そんなおうち時間のなかで、私は娘と一緒にipadで遊ぶ時間をだいたい30分と決めています。テレビやYouTubeの時間と合わせると、2時間を越えてしまうスクリーンタイムにずっと心配を募らせていましたが、米国小児医療学会のポットキャスト(「非常事態なんだから、スクリーンタイムでストレスを抱えないで!」っていう内容。詳しくはこちらのnoteに書いています)を聞いてからは、「どんなツールも、親がキュレーションすることでうまく使いこなすのだ!」と決意を新たにし、毎日楽しく使っています。
そこで今回は、私が太鼓判、いや、マリンバ判を押したくなるほどゾッコンの知育アプリを3つご紹介します。全くの主観によるセレクトですが、どれも、指と頭を使うアプリなので、子どもがタブレット抱えて「ぼーっとしてる」状況にはなりませんのでご心配なく。正直な話、在宅仕事で忙しくて、「ちょっとこれで遊んでてねー」と子どもにタブレットを渡すときもあるのですが、このアプリだったら良いだろうと判断しています。在宅ワーク+おうち育児に奮闘するママ・パパのお役に立てば幸いです。
不動の1位 ワオっち!
ワオっち!をおすすめする一番の理由は、親が説明をしなくても2歳の子どもが勝手に考えて、指を動かして遊びはじめる、高度に考え抜かれた「操作性」。それもそのはず、40年の幼児教育実績に基づきコンテンツを開発しているのだそうです。ちなみに、我が家は以前から、電車に乗るときだけ「タッチ!あそベビー」を使えるようにしてました。もうすぐ3歳になる今は、あそベビーより「もっと!あそベビぷらす!」の方が楽しい様子。アプリを通じて子どもが学んでいるのがよくわかるので、親も安心して見守っていられます。30種類以上のアプリがあるので、年齢や発達段階、興味関心に合わせてアプリを使うと良いのかなと思います。親としてのお気に入りは、アプリのなかでお料理する「はらぺこクッキング」。混ぜたり、焼いたり、お皿に盛りつけたり…実際の調理と同じプロセスなので、これを予習的に用いて、娘とクッキーを作ったり、クレープを作ったりしています。
一方、悩みどころは、子どもが「もっとやりたい!!」となって、結果的に課金が多くなりがちなこと…。「まあ、外出を我慢させているし300円くらいならいいか」と思って買ってしまうのですが、チリが積もればなんとやら…というわけで、子どもと親でルールを決めることが必要かもしれません。
英語学習はこれだけでOK LINGOKIDS
LINGOKIDS は2歳〜8歳までの子どもを対象とする英語学習アプリ。世に子ども向け英語教材やアプリは数あれど、LINGOKIDS のコンテンツほど考え抜かれた質の高いアプリはないだろうなってレベルです。それもそのはず、言語学や教育学の博士レベルのエキスパートたちが教育顧問組織としてカリキュラム作成に携わり、英語学習の名門「オックスフォード大学出版」の内容をベースにコンテンツが制作されているのです。600以上のコンテンツがあり、英語になりますが、「色を学ぶ」とか「数字を学ぶ」とか様々なテーマの保護者用ガイドなども準備されている(外出自粛中の学習ガイドまで!!)ので、親なりに工夫して「お勉強タイム」を作り上げることができます。私は次の日の遊びを前夜に計画・準備するタイプなので、このガイドにはすごく助けられています。アプリには珍しく、プリントアウトして使える教材も豊富に準備されているので、「画面見過ぎじゃ…」という不安も解消してくれます。うちの娘のお気に入りは、アルファベットを指でなぞるコンテンツと塗り絵。とてもキャチーなLINGOKIDSの歌は、親の耳にも残るタイプですのでお気をつけください。運動不足の今、子どもと一緒に歌って踊るのも結構楽しいですよ!(お歌はYoutubeやAmazon Primeにもたくさんアップされてます)
難点は、すべての内容が英語なことと、月々の料金が高め(現在は1ヶ月2500円、3ヶ月5300円、1年7700円)なこと。1日3コンテンツまでは無料なので、子どもの食いつき度合いをみるためにも、まずは試しからスタートすることをお勧めします。(ちゃっかりサブスクライブしてしまったカモがここに一人…)
あいうえおが好きになる たのしい!ひらがな
このアプリは夫が勝手にダウンロードしていのですが、今となれば感謝感謝。ひらがなに興味を持ち始めた2歳〜4歳の子どもには最適のアプリだと思います。なによりも、このクオリティで無料なのはすごい!うちの娘も「たのしい!ひらがな」で遊び始めてから「あいうえお」「かきくけこ」…と自分で言うようになり、書き順はまだまだめちゃくちゃですが、指でなぞるくらいは難なくできているようです。親が電話している間や、ちょっと用事をしなきゃいけないときなど「ちょっとひらがなのお勉強していてくれる?」と手渡すのに最適なコンテンツボリュームです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上、3つのアプリがうちのipadのスタメンです。
「うちの」と強調したのは、やはりその子どもの性格や興味関心によって好きなアプリもそれぞれだし、何より家の教育方針として「何を大切にしているか」が違えば選ぶアプリも違うはずだと思うからです。なので、私のおすすめとその理由は参考程度にしてくださいね!一緒に「子育てキュレーション」を楽しみましょう!!
ちなみに、アップルのアプリストアでは幼児向け・小学生向け・中学生向け・高校生向けと年齢別に良質なアプリが紹介されています。さすがアップル、やること早いぜ!もちろん、グーグルさん家も負けていません。グーグルプレイでも家庭向けページを用意してくれていますよ!←アップルびいきが透けて見える内容でごめんなさいグーグル様。
ちなみに、我が娘もYouTube Kidsを使っていますが、YouTubeは使い方次第で「知育アプリ」にもなるし、「貴重なこどもの成長時間搾取アプリ」にもなるので、リストには載せませんでした。また、世の中には絵本アプリもたくさんあって便利だとは思うのですが、私自身、本が大好きで絵本にはこだわりが強いので、こちらも使っていません。その代わり、童話館さんから月に2冊、絵本を届けてもらっています。名作ぞろいのセレクトはもちろん、保護者に向けたサポートもきめ細やかなので、絵本好きな方や、子どもに本を読んであげたいけれどどれから読んだら良いのかなと迷っている方にとてもオススメです。童話館さんのエピソードはまた後日アップしたいと思います。