日本はEV遅れている??
今日はお金の出し入れに行こう、連休前からそう考えていて、久しぶりに歩いてちょっと遠めの信用金庫に行った。
近所にコンビニも有るし、そこに行く必要は無いのだが、手数料が勿体なくて、散歩だから身体に良いと言い聞かせて歩く。
冬だから寒いし、この辺は風が強いから、寒いと感じながら、足を動かしてみる。
昼過ぎには余り出掛ける人が居ないのか、外ですれ違う人は少ない。
一番多く見かけるのは中学生だ。
金融機関に行く道に、私の出身中学校があって、その近くには中学生がたくさん集まっているので、今日は早く終わってるのだな。
昨今の中学生は行儀が良い、騒ぐことも無く歩くのを見ると、私の頃はどうだったかな??と頭の中で再確認する。
私の今住んでいる所は、私の子供の頃はその中学校の通学区域だった。(後でもう1つ中学校が出来たが)
同級生の中にはこんな所から通っていた子が居たのかと、歩いて居る時間を見ている。
家からここまでの間に、ドトールキッチンが有って、当然ガソリンスタンド横にある。
最初にガソリンスタンドの脇にドトールを見かけた時には、コーヒーの匂いが悪くなるんじゃないか??とかガソリン入れてコーヒーのむ??とか、思っていた。
それが、今やコーヒーの満足度が、スタバを抜いているらしい。
スターバックスはスターバックスで、社会的な貢献をしている企業だが、企業はやはり満足度と利益が無いと続けられない。
難しいのだな。
そのドトールコーヒーの横にEVの充電スタンドがある。
日本の場合、純粋なEVと云うのは余り無くて、ハイブリッドだったりするから、それ程混まないだろうなと考えていたら、案の定いつも車は居ない。
この時代、シティコミューターはEVでも良さそうなものだが、日本では増えにくい。
日本では小型車が好まれて(それも本当かどうかは解らないが)、小型車では利益が出にくい。
大型車のEVは値段が高すぎるとなると、そりゃあ、そちらの方向に向かう筈が無い。
YouTubeのkgモータースがミボットと云う車を作って、予約販売を始めたが、人に依ってはそんなん坂のぼらんと言うだろう。
これは本当に言った人が居て、昔私が軽自動車に乗っていた頃に、先輩の夫さんが、「軽は坂登らんで、普通車を買わないと、いけない。」と言った様だ。
丁度、その先輩に用があって、そちらにお邪魔した時に、坂を上って見せると、「この軽って普通じゃ無いやろ。」と言われた。
「一応、スーパーチャージャーですけど。」と言うと、???????となった。
「ターボみたいなもんです。」と言い直すと、深く頷いてこう言った。
「そうやろ、ターボなら上るけど、普通のではこの坂は上らん、いつも後ろから押してやっと上るんや。」いつの時代の車だよ!!!
その時にも普通に軽でも坂は上っていたと思うが、きっと普通車が買いたいためにそんな言い訳して居たんだろうな。
日本ではEVの普及が遅いらしい。
私が夫の会社に居た時に、EVの充電器をコンビニ各社がコンビニに付ける計画を聞いたが、それは幻だったし。
実際にEVを乗っている人は少なそうだ。(ちゃんと調べた訳では無いのだが)
大手のトヨタがEVを推し進める方向には行っていないので、当然ながらEV充電設備もあまり普及して居ない。
これは米国や欧州の約6分の1の割合だそうで、世界最低の普及率だと言って良いらしい。
そりゃあ、業界に仕事が入るって噂話も、噂で消えるわな。
日本社のメーカーが、EVに積極的で無いのは訳があると聞いている。
現在の車で絶対に必要なのはガソリンエンジンだ。
ガソリンエンジンの技術は直ぐに真似の出来る物では無い、反対にEVは電気会社でも出来る。
EVを進めると、簡単には出来ないガソリンエンジンの技術を失いかねない。
どこにもガソリンエンジンが無くなってしまうと、次の開発にも支障が出る。
大手のトヨタなどが、ハイブリットと云う形で、ガソリンエンジンを残しつつ、EVに移行しようとしたのだろうと考えられる。
それなら、バイオ燃料で車を動かすという事が可能になる、その時にはガソリンエンジンの出番なのかも知れない。
長時間歩くと、車の有った時期には便利に使っていたと思うが、その頃を考えると、車が有るから、あそこに行こうとか、ここにも行こうとか、無駄なお出かけも多かったかもしれない。
今はなるべく歩く、ツナ君を病院に連れて行く時だけタクシーでとメリハリをつけているので、きっと無駄なお出かけは無くなったんだろうな。
日本はその気になればEVが席巻するかもしれない、それが出来ないのは、ガソリン技術を残そうという企業と、出来る限り一気に進めず、ソフトランディングさせて、関わる企業を残そうという考えの周り全てがあるかエアかもしれない。
私自身はその方向性で良いと思うが、人に依っては既得権益がどうのと批判するのだろうな。
本当のところは解らないんだけどね。
私は公共交通機関で行きたいと思うけどね。