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戦争はイカン、どんなんでもイカン

ああそうか、腑に落ちたニュースがある。

Forbesの記事で、第三次世界大戦は「すでに」始まっている、企業は今すぐ備えよ、というものだ。

シリアでバッシャール・アサド大統領の独裁政権があっけなく崩壊した、それ自体はただの世界のニュースだ。

ただ、シリアでロシアに支援されていた政権が敗北した、それ自体が驚くべきことなのだと思う。

ロシアが支援した政権が崩壊するのに、何も手を打たなかった事が普通でないと思っているのは私だけでは無いだろう。

これは何も手を打たなかったのでは無くて、打てなかったのでは??素人ながら勘ぐってみる。

もしかすると、ロシアがウクライナとの戦争を始めてから、国力を弱めている証拠では無いだろうか??(私は専門家では無いので、あくまで私見です)

ウクライナの戦争で、アメリカが9兆円もの軍事支援をしている、ロシアが国際法上間違った戦争を始めたという事だけで、そんなお金を出すのだろうか??

私の考えているアメリカは決して正義のヒーローなどでは無い。

ベトナム戦争だって、共産主義勢力がアジアで広がるのを恐れたのもあるし、自国の軍需産業を太らせる為でもあったように思う。(あくまで私見です)

アメリカはその勝てなかった戦争で、ただ単に他国に介入するのは、国民にも世界的にも認められないと学んだのだろう。(本当のことは知らんけど)

だから、自国の利益になる戦争だけに、軍を派遣する事を決めている様な気がする。

湾岸戦争とかね。

自国民はそれで軍人やその家族以外は不利益を被らないから、反対は小さくなる。

だけど、湾岸戦争でさえ、問題を提起したマスコミは有ったように思う。(マスコミが自由に政府を批判している国は良いよね)

出来たら、自国の軍需産業が潤って、自国民に被害が及ばず、アメリカが世界の主導権を手に入れたい。

それが本音の様な気がしている。(知らんけど)

そこに、ロシアのウクライナ侵攻が始まった。

既に、ロシアは2014年2月20日にウクライナに対して周到に計画された武力侵略を開始し、軍隊の軍事作戦によりウクライナ領の一部であるクリミア半島を奪取している。

その後、何度もロシアが条約を破って、とうとう2022年2月24日に軍が攻め入った。

ロシアがウクライナ侵攻してから、ウクライナ政府が自治を守る為に他国に支援を要請した。

その演説がとても説得力が有ったので、世界の非難がロシアに向かって(一部違う国もあるが)、ロシアとの取引停止などが起こった。

ヨーロッパは先の大戦の記憶が有るので、明日は我が身とばかりに、ウクライナを支援した。

だけど、アメリカがこんなにも予算を取って支援する必要があるのだろうか??というのが私の疑問だった。

だって、いくらなんでも他所の国の戦争に10兆以上のお金をつぎ込んで、なんの得が在るんだろう。

それがロシアの国力を削ぐためだけの物だったら??

アメリカ政府の誰もそれに頷かないとは思うが、ロシアの国力を削ぎ、その上で自国の軍需産業が潤うなんて、一石二鳥じゃ無いですか。

ロシアの力を弱め、そして他では誰も納得しないイスラエルに協力する、アメリカにとっては、既に第三時世界大戦は始まっているのかも知れない。

この状態が、第一次世界大戦や第二次世界大戦の状況とよく似ているのではないか?。

そう思っているのは私だけでは無いだろう。

私は専門家でも無いし、勉強家でもない、ただの一般人なので、その言葉には重みなんて無いが、意見は云える。

アメリカのビジネスマン達や、記事を書いて居る人達は、もう既に大戦は始まっていると思って、それに備えよと考えているらしい。

日本はどうなのだろう??

戦争に備えると言う考え方は有るが、軍備、軍備、軍備で、一般人は思考能力を削ぐためか、働き続けなければ生活できない重税を課している。

間違ってるだろう~。

戦争に備えると言うのならば、自給率を上げるしかない、生活必需品は殆ど他国から入れているものだ。

米だけは大丈夫かなと考えていたら、米が手に入らないと言う騒動、聞くと米農家さんは赤字で仕事をしている人も多いと聞く。

それでは国民に行き渡らないよね、高いコメは買えないし、だからと言って安いのは農家さんが潤わない。

私もこの日本を作ってきた一因として、若い世代には申し訳ない気持ちになる。

自給率を上げるって、食べ物だけでは無い、服だって木だって殆どが他国から輸入している。

ある意味、輸入品を他国に依存して、やっと経済が回っているのが今の日本のように思える。

森永卓郎氏のように、田舎に土地付きの家を買って、そこで自分の食べる分は作るしか無いのかな??

そんな事が出来ない人は如何なるのだろうな??

ウクライナ侵攻の時期には、ロシアの不条理な侵攻に、戦争止む無しと考えた私だったが、間違っていた。

どんな戦争でも戦争はいけない。

反対して、終わらせることが大切なのだ。

我が父が、子供の時に良く言った言葉が有る。

「戦争はイカン、どんなんでも絶対にいかん。」

確かにそうだと思う。


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内山祥子
文を書くのを芸にしたいと思っています。 頑張って文筆家になります。 もし良かったらサポートお願いします。 サポートしていただいたら本を買うのに使います。 ありがとうございます。