キャティオが必要かな？

我が家にはツナ君がいて、今では彼が我が家の中心になっている。

中心になっていると言うか、人間が彼に合わせる事が多い、それと言うのも、眼の病気をしたので、毎日3回目薬を点さなければ為らないのだ。

猫に目薬、猫に目薬なのである。

私も最初は目薬って簡単には出来なかった。

よーくよく考えてみて欲しい、目薬って自分で点すのも嫌になる、子供に目薬を点すのを創造すると良いと思う。

嫌がるのだよね。

まあ当たり前だけど嫌がるのだよ。

眼を治しているツナ君

ツナ君も案の定嫌がった、最初は１回目薬を点眼して、１０分ほど待ってから次の目薬を点眼すると指導された。

「目薬って忘れやすいから気を付けんと。」と言いながら目薬を点す、ツナ君もニャと嫌がるが、さほどの抵抗は無い。

「猫って意外に目薬嫌がらんね、人間の子供の方が大変そうやね。」抵抗が無いのに拍子抜けしながら、娘に話しかける。

「それってさ、ツナ君だからやで、色んな所で聞くと、凄い嫌がるらしいし。」と次女が言う。

えええー、そうなん、彼は余り嫌がらないけどね、そう考えつつ目薬をする。

私は意外に毎日目薬を点すとか、毎日決まった何かをすると言うのが得意だ。

きっと私は動きが小さいので、目薬とかちまちました事を忘れないし、慣れ易いので、向いているのかも知れない。

「ツナ君たらツーナ君、ツナ君のめーぐすり。」と歌いながらツナ君に寄っていく。

最初の頃はこれでも逃げたりしなかった。

のんびりツナ君

ところがツナ君も慣れたもので、歌が始まると（勝手に歌っているだけだが）逃げるようになる。

「ツナ君、逃げたらあかんやん、眼治らへんで。」と言いながら目薬を入れるのだが、昨今では流石に、イヤと言いたいのかお手手で払いのけようとしたりする。

今日はゆっくりしていた所を、襲って目薬を入れたのだが、抵抗は無かった。

週に１回はベランダと窓の掃除をしているのだが、先週は台風の影響で掃除をしなかった。

きっとやろうと思えばできたのだろうと思うが、風邪の強い中わざわざ外に出て掃除をしても、きっとまた汚れると考えると、したくは無い。

そんな訳で、今週は金曜日か土曜日にベランダと窓の掃除をしたいと思っていた。

そして今日は金曜日。

窓掃除をしても良いけど、少しだけ面倒になる、今日は靴箱と洗面所の物が入って居る所を掃除しよう。

そう考えて、今日は家の中の掃除だけをする。

毎日、埃を払って、その後水拭きをして、掃除機でゴミを吸って、トイレの掃除、玄関の掃除、風呂の掃除、床を拭いて掃除が終わる。

若い時期はこんなに掃除はしていなかった。

子供にも断言しているが、私は掃除が嫌いだ。

掃除は嫌いだが、汚い所に住むのも嫌い、ツナ君にもいい環境でお昼寝して欲しい。

そう考えると、掃除をせざるを得ない、玄関は良いかなと思っていた所、ツナ君が玄関で寝そべる案件アリ、じゃあ毎日掃除しないと。

そんな風に丁寧掃除の場所が増えていく。

子供が小さい時期は、家事をこなすだけで手一杯で、子供に掃除を手伝って貰えないと、毎日疲れ切る状態だったのが、今は掃除するところを増やしてもそれ程気にならない。

マンションで小さいと言うのも有るが、ツナ君が何処で寝転ぶか解らないから、何処も掃除が必要なのだ。

廊下で落ちているツナ君

今日はベランダの掃除を止めて、洗濯物をベランダで干していた。

ここに引っ越してきて、ツナ君をお迎えするに当たって、猫の習性として、外に出たがるので、ベランダに飛び出して、逃げたら大変だから、気を付けてと言われていた。

その頃は洗濯物を持って外に出て直ぐに窓を閉めて、間違っても彼が出れない様にしていた。

或る日の事だ。

布団を干していた時に、どうしても窓を直ぐに閉められない時が有った。

窓の方を見ていると、ツナ君がベランダを見ている。

それから、あんよをちょいちょいとベランダの外に付けてみる、『ああ、窓閉めないと』と考えていると、部屋に戻る。

彼にとってはベランダは未知の世界で、ちと怖いのかも知れない。

バリバリの上

それが解ってからは、布団干しや洗濯物干しの時には開け放すことも多くなってきた。

今日はベランダの窓を開けて、洗濯物を干していると、ツナ君が又ちょんちょんとしている。

おおー、出るのか？？出たいのか？？

見ているとあんよを出しそうだ、じゃあツナ君に外の世界を見せてあげようと考えて、抱っこでベランダに出た。

ツナ君は抱っこ嫌いで何時もなら暴れるのだが、ここで暴れては身の危険があると思っているのか大人しい。

「ツナ君、外の世界やで、お日さんも浴びた方が良いから、お外見つつ日を浴びよう。」声を掛け乍ら外を見せる。

重いので適当に部屋に戻すと、『えらい変な事されたわ～』と言いたげに、部屋の中の段ボールに入っていった。

猫って外が好きだって聞くけど、ベランダって外とは言い難いから、ツナ君的には納得できないのかな。

外が見えるお家なら良いのにね、よくキャティオって言うけど、中々我々には難しいなー。

稼いでキャティオの有る家を建てるかな～。

夢を語っている。