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真面目な母の日

自分としては○○の日ってのを覚えていることの方が少ない、結婚記念日も自分の誕生日も忘れちゃうよーって感じで忘れるタイプだ。

忘れる人間の周りには覚えている人間が集まるらしく、子供たちは憶えて居るらしい。

私が母の日に何もしなかったのに、娘は覚えてくれてたりするんだよね有難い。

もう直ぐ母の日が来る、我が家では次女と三女が母のパン、コーヒー豆、ジンを買ってきてくれた。

好きな物ばっかりじゃ無いか、一緒に暮らしてるんだからお見通しだと言う訳。

母の日って父の日より大事にされているから、きっとお店も母の日グッズで埋め尽くされてるんだろうな。

私は外に出ないのでよくは知らないけどね。

母の日は明治時代の末期頃伝わったらしい、元々アメリカで広めた人が居ると聞きます。(諸説ありますが)

当たり前の様に母の日って言っているけど、元は何だったんだろう?
そう思って調べてみると、やはりアメリカ発祥だったみたい、日本はアメリカからの物が多いからね。

1908年にバージニア州のアンナジャービスさんが自身の母の二回目の命日に、カーネーションで祭壇を飾って、追悼式を行った。

このアンナジャービスさんのお母さんが、南北戦争で負傷した兵士達を助ける運動をしていたらしいですよ。

その頃は戦争で、兵士を助けるのも大変な事だったんだと、想像に難くない。

その方、終戦後も平和を訴える活動を続けていて、その娘のアンナさんだそうです。

アンナさんが活動を広める為に母の日を呼び掛けて、1914年にアメリカで5月の第二日曜日が母の日として制定されたようです。

実はアンナさんは母の日を母親を敬い感謝する、家族間の個人的なお祝いの日にしたいと考えていた。

それでもね、ヤッパリと言うか当然と云うか、母の日は商業的なお祭りになってしまうんですよね。

どの時代のどの土地の人間も、人は同じなんですね、商業に結び付けちゃうんだよね。

何時の間にか商業的な物となっている母の日に、アンナさんは考えたんだよね、これはいかんって。

いかんって考えたらアメリカ人は訴訟を起こすよね、商業化した母の日を廃止するために、財産も時間も使ったみたいですよ。

自分の作った母の日をボイコットして、その名前を使うなって時間掛けて戦うのは辛かったんじゃ無いかな。

今ではそんなの関係なく、母の日のプレゼントをお店が提示している。

アンナさんは嫌なのかも知れないね、それは気持ちの問題でお店側が勧めるもんじゃないよとかね。

でも、母にとっては嬉しい日なのです。

一寸考えたりないかな?




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