温泉は楽しみがある
今日は次女が珍しく2連休で、「何処かに行こう。」と言っていた。
もう子供じゃ無いんだから、別に遊園地に行きたいわけでは無いよね、考えていたら、「温泉でも良いね。」と言い出した。
それから2人で温泉を探す、四日市から日帰りの温泉と言えば、アクアイグニスなのだが、昨今ではスーパー銭湯も増えて、温泉施設も選びたい放題である。
歩いて行けるスーパー銭湯とバスで行くのと、電車で行くので選ぶ必要が有って、出来たら歩く方が良いけど、アクアイグニスは泉質が良いと聞いて居たから、アクアイグニスに決定した。
前日は早く行こうと言っていたのだが、朝から家事とツナ君の世話を終えると、10時くらいに為った。
「この時間やと混んでいるんちゃう。」2人で混んでたら嫌だなーと言いながら、電車に乗ってアクアイグニスに向かう。
電車を降りたら、歩いて15分ほどだから、歩くつもりだったが、丁度良くバスが居た。
「バスに乗ろうか?」と言うと、「そうやね、入金しとかんと。」と次女が答える。
どうも電車代だけをスイカにチャージしてきたらしい、余分に入れて置く必要は無いからね。
2人でバスに乗って、すいすいとアクアイグニスに着いた、ここは食べる所もお菓子もパンも売って居て、前に来た時はお金を使い過ぎたので、気を引き締めて先ずはお風呂だ。
眼鏡を取って入ったので、中は見えにくいが、昔来た時と同じ様に綺麗に管理されている。
「綺麗やね~、前に来たんは出来立ての頃やったけど、よう管理されて綺麗や。」と私が言う。
「そやね、物を置くとこも綺麗に変わってて、お湯も綺麗やし、泉質もええらしいで、これはパーマ屋のおばちゃんが言うとったから、間違いない。」と答えた。
何時も行く美容院はご夫婦で経営されていて、奥様は熱海の出身で温泉には厳しい、どこそこは良いとか、あそこはあかんとか何時も話している。
その人が太鼓判を押しているのだから、相当いいのだろう。
ここは外にも温泉がある、竹が生えていてさやさやという音を聞きながら、暖かい温泉に入るのは極上だ。
寝て入る湯も有ったのには驚いた、昔来た時には無かった施設だ、増やしてんのやなーとか言いながら気持ちよく入る。
「何か入り過ぎてくらくらして来ん?」次女が聞いてきた。
そう言えば、チョット温まり過ぎたかもしれない。
「入り口に強いから5分程度で3回くらいにしてって書いて在ったやん、もう出た方がええんちゃう。」ウーン名残惜しいが、この辺で出るか。
外に出ると暑い位だ、お湯で温まり過ぎたのと、気温も高くなっているのかも知れない。
2人でここは高いで何にも買わんと言ってきたのだが、お風呂の所為で冷たいものが欲しくなる。
「ソフトクリームが食べたいな。」と呟いてしまう、自分としてはどこに行ってもソフトは食べたくなるのだが。
「ジェラート売っとるで。」次女の指さす先には、お食事処の隅にジェラートが売って居る。
「食べよか?」と言って、2人で次は何を食べるか迷う、ジェラートって色んな種類が有って選べない。
「如何する??」決めなきゃなという事で、沖縄の塩ミルクジェラートと黒ゴマのジェラートにした。
アグアイグニスは辻口シェフやアルケッチャーノの奥田シェフや賛否両論の笠原シェフが監修している。
食べ物どれ食べても美味しいに決まっている、前にはアルケッチャーノで食べたことも有るけど、高いのよ皆。
だけど味は美味しい、このジェラートも当然ながら美味しい、温めた体に染みわたるジェラート、美味しく無い訳が無い。
「如何する??パンでも買う??」次女も食べなければすることも無いので、パン屋を見ていた。
でも家で作るのを決めた私達、ここは止めにして、おやつを見に行こうと提案した。
湯の山と言えば湯の山煎餅の日の出屋製菓が、ファクトリーショップを作ったと聞いて、見に行きたくなった。
ちょっと歩くけどいいでしょ、と考えて歩き出した、湯の山の問題点は、歩くのに適していない事だ。
殆ど横断歩道も無いし、歩道も途切れ途切れで、車で来てくださいと言っているみたいだ。
それでも私達は歩くしかない、車に気を付け乍ら、歩いて行くと、見つけたー、ファクトリいショップだ。
日の出屋さんのお菓子が並んでいる、わ~湯の山煎餅、わ~ワッフル、わ~お饅頭、ここでも悩み多き私達。
湯の山煎餅は家用には、チョット焼き過ぎたという煎餅が、お安くなっているので買ってきた。
「今日は焼いているから、それが出るんですけど、焼いてない時は出ないですから、お得ですよ。」割れも有って、焼き過ぎも有っても安いし、味は変わらない。
「これ下さい。」と言ってカウンターに置いたら、ポン菓子もある、130円??
「このポン菓子って130円なんですか?」懐かしくて聞いてみる。
「それは違う所が作っているのをうちで置いているんです。」見ると川越の会社だ。
「これも下さい。」思わずそれを買う、ポン菓子自体が懐かしすぎる、まだ作っている所が在ったんだな。
「お昼はどうしよう??」四日市に着いてから悩む、こうなったら近鉄でお総菜でも買って帰るか。
おにぎりと鳥南蛮のセットと鳥と紅しょうがのてんぷらを買った。
「外食しなくても満足だね。」と2人で言いながら食べていた。
これがワイン酒場に居る時には、給料の殆どを外食に使っていた次女なのだから、私は密かに驚いている。
外食は年1でも良いな、私自身は考えているからね。