引っ越し近し

自分で何かする訳では無いが、引っ越しと言うのは気持ちが落ち着かない。

もう、引っ越し先も期日も決まって、今日は決済して鍵を貰って、三女が来てくれた。

彼女は昨日、坐骨神経痛みたいになっている、と連絡してきた。

坐骨神経痛？？？まだ若いのに？？何でそんなん？？とこっちは？？？？？？？？？？？が並んでいた。

痛くて寝がえりが打てないって、怖い痛みやな、私は40代に腰が痛い時期は在ったけど、今は問題が無い。

何でも無いと良いけどなと考えながら、昨日は寝着いたが今朝は元気そうなLINEが来た。

LINEと言うのは、声が聞こえる訳でも無いし、状態が見える訳でも無いのに、文字を見ると元気になったのかと思う。

今日は久々に会うから、聞いてみようと思って、家で待っていた。

待っていると思いの外遅く感じる、何時来るのかな～、まだかな～、とか考えながら、英会話をしている。

NOTEを書きたいが、気になって書くどころでは無い。

三女が来て、引っ越し先に2人で向かう。

行くなら少しでも荷物を運びたい、目につくものを袋に詰めて、タクシーに乗せる。

こんな客を乗せることも多いのか、荷物を入れても良いですかと言うと、快く入れてくれる。

引っ越し先に着くと、鍵を開けて三女と入る。

「ええ家やん、綺麗やし、明るいし、広いし。」初めて家を見た三女が驚いている。

「そうなんよ、最初に来た時はまだリフォームが終わって無かったから、壁も無かったし、トイレもお風呂も無かったし、夜やったからよう分からんかったけど、いい家やよね。」今考えると、あれで決めた私はちょっとだけ大胆だったかもしれない。

今日はガスの開栓をして貰って、お風呂やキッチンのお湯の使い方を教わった。

ガス乾燥機も頼んであるので、何時設置できるか聞いてみると、来年になりそうだ。

今は何処も忙しいし、誰もが早くしたいだろうけど、なかなかそう言う訳にはいかない様だ。

「この水道の蛇口って家のよりいい、1ついいやつ付いてるわ。」三女が声を出す。

私は実家と結婚当時の家と、今の家しか知らないので、比べようがない。

だけど、リフォームでいい器具を使って貰ったのなら良かった。

今日はここに荷物も着くので、夕方まで居なければならないが、暖房が無いのでちと寒い。

まだ入る前の家で暖房なんて着けないので、家に入るとヒヤッとしていて、床が冷たい。

「ちょっと底冷えはするかもね。」前に来た時はまだもう一寸暖かかったので、思いの外寒く感じる。

この寒さは、人がいない家の寒さなのかも知れないな。

なんて考えてみる、人がいるとペットも含めて、自分達の住みよい温度を保とうとする。

それが家の温度になるのだろう、それがまだ人が入って居ない家は冷たい。

家を温める努力も、家を守る努力もされていない家は、自体も暖かくならないのだろう。

今度の家は2階もあって、どの窓にもカーテンは無い。

三女はカーテン買っちゃるという気持ちで来てくれたので有難い、でも寒いから坐骨神経痛は大丈夫か？？と考えてしまう。

元気に見えるので、大丈夫か聞いてみると、痛くて眠れないけど、昨日よりは良くなったと言われて、やはり1日では治らないよね。

ガス会社の人がガスの説明をしてくれて、ついでに電気の契約をすると安くなると話してくれた。

「もう、契約したんですけど。」と答えると、「どうせ1月くらいは手続きに必要だから、後で変えても良いんですよ。」と返す。

電気代って、何で作っている所よりも、売って居るだけの所の方が安くなるんだろう。

これは解せんなと感じて、「検討しますわ。」と言っておく。

ついでにガスファンヒーターを買ってもらうと、もっとガスが安くなると聞いて、「エ～、安いやん、これも頼んだら。」と三女が言う。

「僕出すから、これがあった方が良いやろ。」確かにツナ君にはあった方が良い。

三女の申し出は有り難く受け入れて、今日はカーテンと電気屋と市役所に行く。

「耐震のリフォームをしたから、補助金が出ますよ。」とりフォーム会社の方が仰ったので、市役所で話を聞こうという事になったのだ。

市役所の部署で聞くと、リフォームの前に申し込まなければならないらしい。

そうだよね、仕方ないよねと言って、今度は電気屋さんに行く。

三女が支払いついでに掃除機も買ったらと言うが、高いので止めておこうと言うと、折角家が新しくなるんやから、掃除機も買ったらええやんと、これも買ってくれた。

こんなに子供に頼って良いのかと言う位に、子供に頼っているが、後で何か返せたらいいかな、なんて考えている。

今日はカーテンは見に行けない、流石にもう暗いし、三女も買える時間になる。

「今日はカーテンは無理やで、自分達で調べて買うわ。」と三女に言うと、「そうやねー。」と言って帰っていった。

どうにも情けない自分である。

明日は次女と家に行って整えて、カーテンを探しに行く必要がある。

明日も忙しいが、NOTE書けるかな？？自信無く書いている。