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感情を忘れない
我が家には猫が居る、ランちゃんという女の子で、甘えん坊さんの猫です。
この子は家に人が居るとニャーニャー言っている。
ニャーニャー言っているのは人間とコミュニケーションを取りたいときだけ、自分が人間と付き合いたく無い時はソーと隠れて居る。
猫って想像しない動きをする所が在って、エッそこ行くかーが、割と通常運行で、人間が猫を捜すのは、簡単では無いんだなーと日々思っている。
ランちゃんは遊びの好きな子で、隠れるのも上手いが遊びに目が無いので、おもちゃを振ると直ぐに飛んでくる。
「ランちゃん何処行ったん?」呼んでみる。
「家から出れへんのやから、そこら辺におるやろ。」と三女。
「ほんでも何処探してもおらへんで。」
「ホントや何処にもおらへん。」
こんな時にはおもちゃを振るのが一番、カサカサ音が鳴るおもちゃをサッツサと振ると飛び出してきて、おもちゃで遊ぶとなる。
ヒョコヒョコっと動いたと思うと、チャッと飛んで見せて、場所を変えるランちゃんは良く動く子だ。
「バネジャケや、バネジャケ猫。」
「ホントや、バネジャケ猫や。」
娘の中では二人で解っている言葉があって、何も言わなくても通じ合っているらしい。
カップルじゃ無くても通じ合うんだな、通じ合うって曲がチョットだけ頭に過る。
何バネジャケってそれ判らんわ、私が考えながら聞いていると、ランちゃんは動きを止める。
どうもランちゃん2カ月から三女に育てられているから、猫扱いは不本意らしい。
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