病名を見る
昨日はヘイリーヘイリー病と言われて一瞬凹んだけど、よくよく考えれば、病名が分かっただけでも良かったんじゃないかと思っている。
遺伝性って言われたけど、全然親や兄弟からそんな話を聞いていないので、これは私が受け継いだものじゃなくて、私から始まったんだと思う。
子供には50パーセントの確率で発症する可能性が有るけど、年を取ってからの問題なので、今は私だけの問題だ。
遺伝子的な疾患と言われると、生まれた時から決まっていたので、運命として受け入れる。
遺伝子の問題で何かの体の疾患が出たって聞くと、大変だなーとは思っていたが、遺伝子病って何故なるのかな、必要ないのにって思っていた。
進化論が本当ならそんな遺伝子は排除したり、遺伝子病の人間は遺伝子を残す前に亡くなったりする筈だと考えていたからだ。
何でなんだろうなー?と考えていた時に、遺伝子について調べていた人が書いて居た文でハッとなった。
何が書かれていたかというと、何故問題のある遺伝子が残っていくのかという私見のようなものです。
問題があると思われる遺伝子が残るのは、きっとその遺伝子が変化していくためのステップであるのじゃないかという説だった。
それで無ければ問題のある遺伝子を残しておく必要が生物学的には無い、そこは捨て去ったりして、変えてゆくべきなのじゃないか、生物としてはって事だった。
なるほど、遺伝子異常って何か次の新しい人類(生物)の為にあるもので、今の状況では問題かもしれないが、次の進化には必要なのかもしれない。
そう考えてゆくと、私って新しい進化の途上に居る人間なのかもって感じている。
私って人類的に新しいと思っているのは自分だけなのだろうか。
実際には皮膚の病って、QOL爆下がりで、本当に生活に問題を起こす、何故かというと、痒いとか痛いとかって気分の問題もあるが、私の場合はとても荒れて、吸水ショーツなしで出歩くのが無理になる。
吸水ショーツが有って良かったと切実に思っている。
吸水ショーツが無い時期は、生理用品や尿漏れパットを着けていたけど、それが肌に当たった時点で、肌荒れが酷くなる。
勿論吸水ショーツもメーカー限られていて、他だと荒れが止まらない、私は自分がこんな風になって、皆年を取ると肌荒れして問題が出るから、尿漏れパットを着けているんだと思っていたのだ。
人類の進化の為に遺伝子病があるなら、私はそれでも仕方が無いと思うが、私はこれ以上進化しないんだよな。
ちと寂しい気持ちで病名を見ている。